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博物館(短編小説)(詩のようなもの)

『おお!8500万年ぶりの太陽だ。』

私が土砂に閉じ込められて以来に見る日の光だった。

長かった。

本当に長かった。

こんな日がまた来るとは、、半分諦めていたのだ。

しかし、、今は太陽とは違う光に照らされ、透き通った岩石に囲まれている。

私がいた頃には見かけなかった《奇妙な》生物が入れ替わり立ち替わり目の前に現れる。

これではまだ閉じ込められていた時の方がマシだ!

それに私には☆※*⌘という名前があるのに、勝手にフタバスズキリュウなどと名前をつけやがる。

いつか見ておれ、、必ず自由になってやるからな!

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