学校の掲示物をとったなら(怖・短編小説)
《キ〜ンコ〜ン〜カンコ〜ン キンコ〜ンカンコ〜ン》
『先生 さよ〜なら〜』
教室から最後の生徒が帰宅して行った。
この学校に勤めだしてから肩が重く、いつも後ろ髪を引かれる感覚があった。
4月も終わり、教室の掲示物を変えようと時間割り表を外した。
『あっ、、。』
時間割り表の裏には《悪霊退散》のお札が貼ってあった。
《なんでこんな物が、、》
どうしても気になってしまい、他にもお札がないか探してまわった。
結局、教壇の机天板裏に一枚。
チョーク入れ下側に一枚。
地球儀底に一枚。
放送スピーカーの上に一枚。
掃除道具ロッカー上に一枚。
テレビモニター裏に一枚。
他にもきっとまだあるのかもしれない。
何故こんなにお札があるのだろう?、、
気になる、、、他の先生に聞きづらいし、、
ネットで調べることにした。
《○○小学校 事件 事故》ポチッ • •
画面が変わる。
そこには恐ろしい内容が記載されていた。
【○○小学校教師、原因不明 先生が連続死】と、、