良いスカウトを3秒で見抜く方法、「開くべきスカウト」とは(転職ノウハウ)
どうも覆面です。今回はスカウトについて、転職候補者目線での「良いスカウトを3秒で見抜く方法」です。
結論から言うと、登録したら1日放置し、1日の間に届いたスカウトの「中身を開かず」まとめて「タイトル&見えている本文内容をチェック」するだけで大体のゴミスカウトを排除できます。
そのチェック方法について今回は伝授します。
スカウトは99%ビラ、ゴミですし、良いスカウトが来るための登録方法などは以下で書いてきました。
参考note
<スカウトはヘッドハンティング?No!ただのビラ配りです。>
<良いスカウトが来るための5分で出来る!良いスカウトをもらうための登録方法>
ただ、「よし、ノウハウを生かして登録をしたし、これで良いスカウトが来るぞ!」と思っても、そもそも99%がビラですから、せっかく届いている1%の良いスカウトをすぐ見抜けなければ意味が無いですよね。
良いスカウトまで捨ててしまっては元も子もありません。
転職サイトに登録すると日に大袈裟ではなく100通はスカウトが届きますし(その99通がゴミです)、全スカウトを開いて、良いスカウトがどうかを見抜いて…とやっていてはキリがありません。
なんなら1つのスカウトを見ている間に次のスカウトが届いて、を繰り返すこととなり終わりが見えなくなります。
さらに転職サイトによっては1通を開くのが重く(遅く)、かなりストレスになる、という経験を覆面自身も転職活動時に経験したことがあります。
ではどうすれば良いか、というと「登録直後、1日が勝負」というのは上のnoteでも書きましたが、つまりは「登録直後の1日だけ目を光らせてゴミスカウトを瞬時に判別」出来れば良いわけです。
かつ、1日中張り付いていたらキリが無いので、1日放置してその1日の間に届いたスカウトだけに限定して一気に見るのが効率的です。
※良いスカウトへの返信が1日程度遅れても全く問題無いです。
その上で、ゴミスカウトを3秒で排除し、開くべきスカウトを見抜くための方法を以下に記載いたします。
(1) 自社説明や自己紹介を最初にしているスカウトはゴミ
まず多くのゴミスカウトを瞬時に見抜く方法として挙げられるのが、タイトルや本文最初が自社説明や自己紹介の場合です。
「はじめまして。私は●●株式会社の●●と申しまして…」
(別にあなたのことを知りたいわけないんだけど。。)
「あなた様の経歴を見て是非弊社が合致するのではないかと思いスカウトさせて頂きました。」
(どこを見たんでしょう?)
「私は●●業界特化の●●と申します。あなた様には●●株式会社がマッチすると思います。●●株式会社は…」
(なぜ合致すると思ったんでしょう?)
これらは全て「テンプレート」です。
断言できますがあなたの登録情報をこのスカウト送信者は何も見ていません。
学歴や文言一致で「それなりにマッチしそう」と思った転職希望者に「一括スカウト」を送っているに過ぎないということです。
タイトルや見えている本文にこれらの文言は見えた場合には「開きもせずに」無視しましょう。
もしわざわざ開いて中身を読んだとしても「なぜうちが合致すると思ったのか」については触れられておらず、延々と自社の説明や紹介したいと思う企業の説明が書いてあるだけです。
(そういうスカウトを見たことがある人は多いのではないでしょうか?)
恐らくこのフィルタリングをするだけでほとんどのスカウトが無くなるのではないでしょうか…
では逆に、どういう点に触れているスカウトが良いのか、を今度は見て行きましょう。
(2) 現職名に触れているスカウトは開く価値あり
登録時に現職名の公開非公開の設定があると思いますが、せっかく公開にしているのにそこに触れていないスカウトはゴミの可能性が高いです。
逆に言えば、タイトルや本文の最初で現職に触れているスカウトは「登録情報を読み込んでくれている」可能性が高いです。
つまり「開く価値のあるスカウト」と言えます。
「●●株式会社にいらっしゃり●●をされているのですね」
(登録情報を読んでくれていますね)
「●●社は▼▼があったと聞きます」
(少なくても現職についての知見はあることが分かります)
(3) 具体的な製品やプロジェクト名、強みや得意分野に触れているスカウトは良いスカウト
登録情報に現職で扱っている製品名や、プロジェクト名などを記載している場合に、タイトルや本文最初で具体的名称に触れられているスカウトは開く価値のあるスカウトです。
「●●技術に精通されているのであれば△△がお勧めです」
(ちゃんと自身の技術について触れてくれている=中身を読んでくれています)
「◇◇プロジェクトにおける活躍拝見しました。▲▲などに興味はないでしょうか」
(たとえ▲▲に興味が無くても、ちゃんと経験は読んでくれているので一度開いてみる価値はあります)
また強みや得意分野を書いている場合にそこに触れているスカウトも開く価値ありです。
「●●が強みなのですね。そうであれば▲▲などがお勧めです」
(本文に自身の強みを生かせる理由も書いてくれている可能性が高いですね)
逆に言えば、せっかく自身の得意分野や強みを記載しているのにそこに触れてくれていないスカウトはゴミの可能性が高い、と言えます。
(4) 転職理由に触れている(予想している)スカウトは良いスカウト
転職理由が明確であれば書いておいた方が良いのですが、明確に書いていなくても「こういう理由で転職したいのではないか」という点に触れられていた場合、そのスカウト送信者は相当な目を持っています。
「現職●●では▲▲までしか出来ないため◇◇をご希望なのではないでしょうか」
(現職の立ち位置まで理解の上で提案してくれている良いスカウトです)
「●●に不満をお持ちなのではないでしょうか。そうであれば▲▲がお勧めです」
(明確に不満点まで見抜いている=経験を読み込んだ上でなければ打てないスカウトですね)
(5) まとめ
スカウトを送る側の立場として、スカウトタイトルや最初の1~3行などは「開いてもらうため」に全てを注ぎ込んでいると言っても過言ではありません。
その目に移る部分がテンプレートのものは開く価値がありません。
・現職について触れている
・具体的な製品やプロジェクト名、得意分野や強みについて触れている
・転職理由まで予想してくれている
これらは「あなた様がせっかく苦労して登録した内容」を読み込まなければ書けないものと言えます。
今回は良いスカウトの見抜き方について書かせて頂きましたがいかがでしたでしょうか。
1%の良いスカウトを見抜き、そして良い転職が出来ることを切に願います。
よろしければ「スキ」やフォローを頂けると嬉しいです。覆面でした。
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