第一級陸上無線技術士(一陸技) 合格体験記
こんにちは,覆面(@fukumen_AoI)です.
この度,一級陸上無線技術士の令和4年1月期試験を受けてきましたので,所感を書き残しておきます.
1. 勉強時間と勉強法
1-1. 使用テキストは1冊
今回が初受験となり科目免除もないため,4科目受験となります.
私は使用したテキストはたった一冊,過去問集のみです.
一陸技を受けるにあたり,合格した人たちのブログや体験記を読んだところ,意外と「暗記だけでもいける」という声が多いという印象を受けました.
しかも一冊だけなら初期費用は少なくて済みます(という甘い考えでした).
今思えば,ケチらず参考書買って勉強すべきだったと思ってます.
1-2. 勉強法は暗記半分と原理理解を平行で
最初は,全暗記で戦おうと考えていました.しかし,量が膨大すぎることと,原理を理解したほうが効率がいい分野もあることに気づきました.
なので工学基礎は半分以上,工学Aは2割,工学Bは3割ほど原理から理解しようと勉強を進めました.残りは丸暗記です😂
工学基礎,工学A,工学Bで理解が必要な部分は,大学の講義で用いた教科書を流用して勉強していました.
よく使っていたサイトはRIKUGI.NETです.過去問を見るとさらに類題が掲載されており,勉強効率が上がりました.ありがたい💪
また,参考にしたYoutuberさんはにもチャンネルさん(@nimo_channel)とKen chessさんです.
にもちゃんねるさんは独自の一陸技公式集を販売しており,非常に役立ちました.
工学基礎&工学A&工学Bの3科目セットで500円とお手頃です!!(ダイマ).
1-3. 勉強時間は129時間
2021年9月21日から勉強し始め,2022年1月17・18日の試験を受けましたので,ほぼ4か月勉強に費やしました.勉強中はタイマーをセットし,勉強時間を記録していました.
総勉強時間はこの4か月で129時間です.平均すると1日1時間くらいです.意外と少ないかも?
私は「家で勉強できない病」で,カフェや大学の研究室に行って勉強をしていました.雨の降った日は外出したくないので必然的にオフとなっていました笑
詳しくはこちらのツイートからツリーになってますのでご覧ください🧐
1-4. 友人はちゃんと勉強してました
ノリで誘ったところ,研究室の友人も一緒に受けてくれることになりました.
私よりも優秀で,ちゃんと参考書を買い過去問丸暗記なんて邪道な真似はせず,原理を一から学んでいました.えらい!!👏👏
優秀なので,始める時期は私より遅いのにコツコツと勉強を積み重ね,勉強時間を抜かされ,理解度も抜かされました😱
2. 試験を受けて
2-1. 会場,雰囲気
1日目午前の工学基礎は9:30から始まります.それに合わせ,8:30くらいに家を出ました.
その日は雪が降っており,自転車で向かうには少し気を使いましたが,8:50頃に何とか到着.
2日目は雪は止んでおり,道もわかっていたのでスムーズにたどり着きました.
当日の天気に気を付け,余裕をもって向かいましょう.
会場は50人くらいの規模感でしたが科目免除を持っている人が多いので,50人分の席があってもすべて埋まることはありません.
もう一日程あるみたいなので,この会場だけだと100人前後がエントリーしてるのかな?
時計が背中側にしかなく,腕時計を持っていかないと時間が分からないような会場でした.腕時計は必須です⌚
試験時間は法規が2時間,他は2時間半です.また,法規は45分,他は1時間で途中退室が可能となります.
2-2. 渋い手応え
工学基礎,法規,工学Bは過去問通りの問題が多く,おそらく合格だと思います(執筆時点).
特に不安に思っていた工学Bは見たことある問題ばかりで拍子抜けしてしまいました.
一方,工学Aは見たことない問題や過去問から少しひねりを加えた問題ばかりでお手上げでした.(←暗記で戦うやつが悪い)
3. 今後
そもそも「なんとなく時間あるし勉強するか」「2~3科目受かればいいな」くらいのノリで取り組み始めた一陸技でしたが,時間が経つにつれ「一発完全合格」が目標となっていました.
結果はまだわかりませんが,もし科目を落としても7月にまた受けようと思っています(試験終わり直後のモチベ).
最後の学生生活の余暇を有意義に使えたんじゃないかと思っています.これから修論書いて,修論発表して,4月までしっかり遊びたいと思います(笑).
ありがとうございました!
4. 追記2/8:試験結果
工学基礎 109/125
工学A 84/125
工学B 117/125
法規 92/100
危うかった工学Aもクリアし,無事一発で完全合格しました💮💮