空間の魔術師になる!!特別支援学校:現場より!!
「こちらに集合してください」 ・・・えーーなんで、あっちで集合させてくれたら、
ばらばらりなりにくくいのに・・
「やっぱり、あっちにします」 ・・・また移動?! 子どもたち混乱するじゃない
とか、場所が定まらずあっちにうろうろこっちにうろうろ、
不用意に移動の指示が入って、
こどもたちがイライラしてくる・・・
空間の使い方のまずさを感じるときがあります。
空間をレイアウトする
何だか、マイホームを作る時の
家の間取りを考えたりすることと似てるなあって思います。
コンセントはこの位置にほしいなあ
ここからテレビをみたいなあ
ご飯を作りながら洗濯をしておきたいから台所と洗濯室は近くがいいなあとか
授業を作っていくときにもそうなんです。
今日の体育はグラウンド。太陽の向きとか木陰とか
壁側は集合させやすいなとか次の50メートルそうのために
見本みせるのも
待機するのもこの場所が待ちやすいなとか
いろいろ考えるわけですよね。
空間を考える習慣がつくと
教師にもこどもたちにも無駄な動きがなくなり集中できるようになるし、
環境を整え効果的に伝えることができるようになり
結果的に授業の質があがります。
実は授業だけじゃなくて
学校生活のありとあらゆる場面で空間の使い方を瞬時に判断できるように なり、
空間の使いかたがうまくなるので、常によい支援ができるようになります。
だから指導力がグンとあがります。
だからお一人お一人が、空間の魔術師を目指してみませんか?
まずはご自分の授業のレイアウトから考える習慣をつけていきましょう。
授業がうまい先生って伝えるのが上手だけでなく
この空間の使い方が見事だなって思います。
空間のレイアウトに無駄のなさ加え、個々に子どもたちの動きも 予想して考えられている授業をみさせてもらうと
おおっすごい!学びの宝庫💛って思っちゃいます。
特別支援学校の先生は…魔法使い・・・かも!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?