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褒めてほしくないの!うるさいし、意味がわからない:特別支援学校現場より

こんにちは。特別支援学校の福音です。

今日は褒められたら喜ぶ子どもの育て方についてお話します。
褒められて喜ぶ子、褒められてもうひと頑張りできる子、
そんな風に育っていってほしいなって思いませんか。

え・・褒められて喜ぶって当たり前じゃないの?思ったあなた??
いえいえ、支援学校に来る子供の中にはいろんなタイプの子供がいるんです。

やったねーーと喜ぶ声が苦手なんですーーとか
中には褒められるときに拍手されるとだめなんです!
いう子もいました。

でも、
褒められて喜ぶ子供に育てたいと思いますよね。
承認は人間の欲求の中の一つでもあります。
自己実現にむかっていくのは障害のあるなしは関係ありません。

ここは褒められて喜ぶ子に育っていくために
年齢の幼い段階からどう関わっていけばよいかを
お伝えしようと思います。

それは、誉め言葉と
あることを組み合わせると、褒められたことが「うれしい」と
効果的に育っていくんです。

説明します。

まずは、よいことをしたら言葉で褒めますよね。
「できたよね」、「すごいよね」、「まるだよね」、
ここまではみなさんがやっておられます。

そこに組み合わせるのは、とびきりの・・・笑顔。
とびきりですよ。
これが笑顔のお手本ってくらいのわかりやすいビックスマイルお願いします。
余談ですが、笑っている顔、怒っている顔、表情の理解を促すことは
自閉的傾向のある子どもさんとの関りの中で
社会性をはぐくむための大切な大切なポイントなんです。
 
話を戻しますね。
褒め言葉笑顔のあとに、
ハイタッチ、高い高い、だっこしてぐるぐる回すなど子どもが好きな
ふれあい遊びとと組み合わせましょう。

もう一度確認します。
とびきりの笑顔つきで言葉で褒める→身体に直接働きかける高い高いなど、です。

授業中なんかでは

こんな感じで褒められるところをみせると子どもたちが
イメージしやすく、しかも意欲的に活動に参加できちゃいますよ。


どうやって?それは活動の手順をサブの先生が行って
そのグループの子どもリーダー的な存在くらいの子ども役になって、
その手順を見本としてみせましょう。

そしたら、主担の先生にできたね!と
褒められるところまで子どもたちにみせておくこと
すると、


「あ!これはいいことなんだ!私もやってみよう!!」

って子供たちがイメージしやすいんですよ!

褒め言葉に笑顔に身体に働きかける
快で、褒められることが嬉しくなる子どもが育っていきます!!
これは本当です!!

始めは褒め言葉を受け取れなかった自閉傾向のある子どもも

ほかの子が褒められている姿をみて

「僕も褒めて!!」

としっかりアピールするくらい

成長します!!


是非、目の前のこどもさんに褒め言葉+ミックスやってみてくださいね!!

最後までおよみくださりありがとうございました!!!


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