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ぐちゃぐちゃ、ひんやり、さらさら・・・楽しいよね!!特別支援学校;好きな遊び

障害があっても幼いこどもたちが好きな活動・・・。

好きな活動はそれを大人も一緒に経験することで
信頼関係が育ちやすいですね。

幼いこどもたちが好きな活動って???

それは・・・

ぐっちゃぐっちゃになれる課題です。


ある意味タブーがなくて日常のあそびでは保証しにくい
でも
たくさんのこどもたちが好む活動です。


環境設定の工夫でタブーにしないよう配慮するって感じです。
どんな配慮かっていうと


汚れることにタブーがない、

→時間がたっぷりとれる、

着替えがある、

汚れてもいい場所がある、

洗う場所がある・・・

そんな配慮です。

ポイントはその素材に触れてみたい、その素材が変化する、身体や手指が動いてしまうそんなのがいいと思います。


例えばですけど
私は砂場で砂水遊びをよくやってました。

日中は汗ばむくらいになってきた5月の中旬ごろ

ちょうどね、このころサツマイモの苗植えで土を触るんです。
土触れない子もよくいますね。


その畑の土に触れるために事前に土で遊ぶ経験をしておきます。


まずは大きな砂山を用意してその中に中に子どもたちが好きそうな車や電車のミニチュアとか戦隊もの、動物や恐竜のミニフィギュア…あんぱんまん、、、とにかく
埋めておきました。そしてそれを取り出す宝さがしをしました。


ちょうど土の中からお芋をほりおこすことと似ていますね。

我先に!!!と探しています。

見つけたものが嬉しくてママにみせたいって!!どうしてもお願いされて

一晩だけもってかえらせたことがあります。それくらい胸がキュンキュン

する遊びなんですね!!

また砂遊びではなくて
砂水遊び・・で少し補足しておくと

初めは必ず水と砂セットで行います。


砂水遊びで泥水をつくったり、
お砂の山に雨どいをたてかけたりして
そこに水を流してボールも流してしまえば
ミニスライダーの完成!!


自分がその雨どいにボールを転がして、にんまり。

自らはたらきかけた結果、動きが変化する・・・それが楽しいと感じる段階の子どもたちの大好きな活動です。

またサラサラの砂が水を加えるとずっしりと重くなる
素材の明らかな変化
砂は苦手でも水は好きっていう子もいます。


でも土のひんやりした感じ・・

経験したことのない苦手な砂と
大好きなお水。

突然ホースからシャワーの雨!!

みんなキャッキャ大喜び。

砂山の横に小さな池も作って

そこに水をためておくと

どろどろ、ざらざらワールドのできあがり!!


子どもたちの様子をみているとね。砂が苦手な子も結果的には
大好きなお水が勝って気がついたら遊んじゃいますね。


また、みんなが楽しく遊んでいる姿をみているうちに
回数を重ねるごとにだんだん、じょじょに
砂と仲良くなっていく姿が多くなっていくと思います・。


1年生の春から夏、秋の前
2年生の春から夏、秋の前

季節ごとに
その遊びを始めたら続けて2から3回設定してやってみましょう。


こどもたち、時間を忘れて遊ぶことがとっても上手になりますよ。

砂水あそびで使う
バケツ、シャベルなども回数ごとに道具の扱いもうまくなります。


そんな楽しい時間を設定して、大人と一緒に丁寧に丁寧に過ごしていくと、
「学校が楽しい」が積み重なってきますよね。


好きな活動を通して楽しい時間を過ごす。鉄板ですね。

うーーん砂水であそびたくなってきた!!!!!
暖かくなったらやりたいなあ!!


今日も最後までお読みくださりありがとうございました。

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