時間は守るべきもの:こどもたちの世界との乖離・・・。特別支援学校現場より
時間って不思議ですよね。
時間の感覚ってね・・・大人とこどもでまず違いますよね。
大人は時間を守らなければならないって思ってますけど
幼い子どもたちはまあ…そんなの関係ねえ・・・ですね。
しかも個人個人で流れている時間の感覚も違います。
ゆっくりな子もいたら、せかせかしている子もいますね。
それぞれの捉え方、感じ方が違う、大人と子どもで違う。
そんな時間の捉え方が違うわたしたちが、学校で集団参加するときに考えておきたい「時間」についての
ポイント2つについてお話します。
①子ども時間を理解する
やっぱりまずは
時間を教えるのではなく、子どもの時間に対する捉え方を
大人が理解するのが先です。
子どもたちがどんな過ごし方をしているかってことです。
こどもたちは、目の前でおこっていること、みえたもの、ふれたものにひとつひとつに
大きく心を動かしているそんな毎日そんな生き方です。
よく思いませんか・・・心行くまで
ゆっくりと味合わせてやりたいな。
でも時間が足りないの・・・って・・・。
子どもとは
時間を守るものという概念が・・・ありません。というかわからないです。わかりにくい。
でも、みんなが共通にとらえている時間を教えなければこれからどうするの・・・って
その通りです。
私も必要な課題だと思っています。
ただ、小1小2の幼いこどもたちの
「時間」をわたしたちを共通の認識にするってほんとにわかりにくいです。
だからまずは信頼できる大人ができて、この大人との人間関係ができたら、
自分への自信が育ってきたら、
初めて時間の約束ができるのではないでしょうか。
②学校時間について
次に学校でどんな時間を過ごしたいって思いますか?
やっぱり学校で過ごす時間ですから
成長する、できる、わかるそんな時間を過ごしたいですよね。
そのとおりです。
そしてその成長する・・ができる土台になるものが、
学校って「楽しい!!」ていう時間を過ごすことです。
この楽しいって言葉を快楽的にとらえたり、楽することとか
悪くとらえないでほしいなって思います。
私は「学校は楽しい」っていうキーワード、先生も子ども人生を共に生きていくための大きなテーマだと思っています。
学校教育の根っこだと思っています。当たり前だけど失われてきています。
ものすごいスピードで楽しいが消え去ろうとしています。
だから付け加えさせてください。
学校が楽しくなる「時間」を保証されているか
ってことです。
学校生活を楽しくするためにどういう時間の使い方が
効果的なのか、
限られた学校生活の時間をどういう風に
コーディネートするのか・・・・。
次回はそのことについて
お伝えしていきたいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!!
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