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助けて!!もいいけど、「ありがとう」って言われたい!!そんな習慣をつくっていこう【特別支援学校現場より】

先日、身体、習慣、愛着のことについて
先生方向け、福祉関係の方対象に研修をしました。

今日はその中でも「習慣」についてお伝えしようと思います。

ぜひ、この習慣は作ってほしいです!!

生活の中で、とりいれやすくて、その習慣が強みになっていく
そんな習慣です。

それはね、お手伝いです。

お手伝いってね、
誰かのために
することじゃないですか。


障害があるから無理、
自分のこともなかなかなのにって。
わかります。
お手伝いなんてとてもとてもできそうにもないって。

でもね
今は自分のこと半ば・・かもしれないけど、
少しづつでいいので
学校の中で、家庭の中で、生活の中で
役割を持たせてあげてほしいなって思ってるんです。

例えば日常生活の場面で
あの子たちにできる「お手伝い」あります。

例えばね
「これ、ごみ箱に捨ててきて、」
「新聞、パパにどうぞしてきて」


学校で授業に使うためにご家庭に依頼した牛乳パックを家から学校へ、
美術の○○先生のところにもっていってきてとか
○○先生の忘れた本を届けてきてねでもいいですね。


人からモノを「受け取る」、「渡す」
これも立派なお手伝いです。
そしてモノの受けわたしはわかりやすい。相手が必要なので!!

でも学校生活の中
モノを介する活動を大人が奪ってしまってること多いんですね。

物の受け渡しのことは  どうして 後ろから手が伸びるの?!でも
にゅっと伸びる手でもお伝えしましたけど、
できるだけ、こどもたちにさせてほしいなって願うんですよ・・・

きっとね、実際に渡しにいく距離とか
記憶の保持とか、集中力とか
その子によって背景はさまざまではあると思うんです。

初めは、ほんの1メートル先の目の前の大好きな先生に
どうぞするっていうことを経験するからでもいいです。

モノを誰かに渡しに行く・・・そんなやりとりを丁寧に積み重ねる

そうして「どうぞ、」「ありがとう」を生活の中で毎日経験して
そして 笑顔で「ありがとう」をたくさん言われる経験の中で、
自分の存在を、
必要性を
感じることができるようになってきくんですね。

手伝ってとか助けてとか困ったことをヘルプを出す力も必要だけど、
あの子たちの人生に
もっと「ありがとう」「助かったわ」っていわれることがあってもいい!!


同じ地球にうまれた,たまたま知り合った仲間です。


お互いに感謝される存在でありたいなあっ・・・て願います。

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