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信じるってどういうこと?を教えてくれたゆかこ先生の話。憧れの人になる②特別支援学校:現場より


私のもう一人尊敬する、小学部のゆかこ先生。
先生とならこどもたちの表情が生き生きとしていています。

もし課題の途中で子どもがやらない、とパニックになったとしても、
必ずできたよね!にこっ
で終わらせることができるのがゆかこ先生なんです。(すごーーい)

ゆかこ先生の実態把握力、専門性の高さに裏付けされた         実践のすばらしさは、
語り切れないくらいたくさんのエピソードがありますが、        何よりも心の中に燃える情熱と、
ご自分と子どもたちを誰よりも信じる力が際立っているのです。

先生とならなぜ、できたね!で終われるのですか?
聞いてみました。


「あのね、日常生活の中での違和感をその時に解決することなの。

もうすぐ授業だから、もうすぐ給食だから、参観だから、
と思ってその違和感をほっておかないこと。」


なるほど、わたしたちって 次の行動を考えすぎ、縛られていて
今、向き合う問題を「まあいいかっ」と後回しにしていることの多いこと

またある時は
ゆかこ先生が研修をされた時の感想の中に、
先生の信じる力がすごいですね。
という感想文がありました。

その信じるってどういうことでしょうって
伺ったことがあります。


「信じるってね。できる姿を目に浮かべて常に指導してることなのよ。
だから、うまくいかなくても、できるための方法をまた考えて
できる姿を信じてやるだけ。」


「できない、むり、こんなもんだ、子供の将来について
大人が勝手にゴールをきめるなんておかしくない?
大人がゴールを決めてしまった人生なんて
たかが5年10年生きてきたあのこたちのことを             きめつけるなんて悲しすぎる。。」って
切ない顔でおっしゃってました。


とにかくトライ、待つ エラー、待つ、待つ、トライ
待つ、エラーの中も、できるを信じて、仮説をたて、またトライトライ、
それを周りの先生と共有し、巻き込んで
それが行動できるのがゆかこ先生でした。

そんな憧れの先生みたいになりたいと願って、
私の中にマインドの様なものができてきたのですが、
自分はまだ行動ができないんですよね。


それで
私が、これならできるってまず、やってみたこと。
それは意味も分からずでもいい。


とにかく
「マネをする」ということです。

私が一番初めに行ったのは
子どもとの関わる距離でした。


どの場所で言葉をかけるのがいいのか、
とにかく真似をしました。
自分の無意識の行動にひきづられそうになりそうになりながら
ひろし先生なら、ゆかこ先生ならどの場所でこどもたちと関わる?


いつも自分の中の思考の引き出しの中で、ひろし先生、
ゆかこ先生ならどうする?って思いながら
指導してきました。


すると少しずつですが見えてきた世界がかわってきました。

そして、20数年もたってやっと支援教育の面白さ、奥深さに触れることが
できるようになりました。こうしてnoteを配信したいと思うまでに
なりました。

憧れの人をまねる。
意味もなく真似てみる!!
ただ、それだけでいい。


あなたも憧れの先生になりきってみてください!!


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