信じて!!私は大丈夫!!知的障害のある子どもに信頼される方法とは:特別支援学校現場より
大人がこどもたちから信頼関係を得るための方法についてです。
あなたはこどもたちに信頼されていますか?
いつまでたっても手がつなげない、 手をつなごうとすると振りほどかれる、
おいでってよんでも遠くへ行ってしまう・・・
もう日常生活で、おいで!が伝わらないもんだから、 いつも大人が子供の間近まで出向き、
直接手をつないで強制連行してしまう姿・・・よくみかけるんですね。
ほんのひと場面ですが、信頼関係ができているかどうか・・・・ がみえる場面ですよね。
子どもたちに信用されること、私たちにとっての大きな課題・・。
でもどうやって?
信頼を得るための順番はあるので、それがわかれば簡単。
信頼を得るための段階が3つ。
ポイントと一緒にお伝えしますね。
ひとつめの段階
こどもにとって安心、安全な大人ですか?。
そばにいると逃げられてしまう。あなたがいることで
こどもの身体に力が入っている・・・・
そんなあなたはまずはそばにいることが
オッケーになるような関係性を作りましょう。
こどもの機嫌の良い時に、こどもたちがしている一緒の遊びを
平行あそびでいいのでやるなどして そばにいても大丈夫な ポジションを焦らず作っていきましょう。
怖がりな子には声のトーンを変えてみたり、 真正面から顔をみすぎないとか・・・
その子なりとのいい距離を測っていってください。 離れずぎたら関係性は深まらないし、
近すぎたら嫌がるはず。 その子とのいい距離を探ってみましょう。
ふたつめの段階
そばにいても大丈夫なあなたは、楽しいを共有する時間を 必ずもつこと。もうとにかく遊びの中で、一緒に楽しいを経験を しまくって・・・。先生遊ぼうよって 誘いにこられるくらいになってください。 そして、遊びの中でやり取りする練習をしていきましょう。
みっつめの段階、 そばにいるのもオッケー、楽しさの共有もやりとりもできるようになってきたら、日常生活の場面での指導をしていきましょう。 具体的には「一緒に成功する経験を積む」です。 ほんの少しがんばる、がんばったらできた
そんな成功経験を一緒に経験していきましょう。
一人でできる、ひとりでやりきる世界も大切な時もありますが、 年齢の幼い時期にもうひとつ大人との関係性で築いてほしいのが、
大人と一緒に成功するです。
それは、「あなたといればできそう!」っていう期待をもてる関係性のことです。
あなたは、今はどの段階ですか? そばにいることを嫌がられない段階なのか
一緒に遊べるようになってきた段階なのか
本人ががんばるところと、先生となら成功できるっていう関係性なのか
見極めて その子との関係性を築いていきましょう。
最後におまけです。
そのみっつの信頼関係の段階を一気に築けるもの・・・。
それが、「楽しい授業を経験する」です。
今日もあなたと彼らの関係性が深まりますように。
最後までお読みくださり ありがとうございました!!
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