お母さんとは食べないもん①😠特別支援学校偏食の話:家では食べないゆきちゃん
食事の問題、学校でいくら取り組んだとしても
家で同じようにやらないなら意味がないんじゃない?
そんなご質問もよく聞きます。
今回は学校でできてきて、でもおうちではとりくめていないことについて考えていきたいとおもいます。
結論から言うと、身辺のことで言えば、家でも学校でもできる
が目標です。
でも学校でできたこと=家庭でもできること・・にしていくには
すんなりともいきにくいし、順番がありますね。
キーワードは つなげる・・・です。
学校でたべられる世界とご家庭で食べれない世界を
いつつなげるか・・・どのようにつなげるか・・・
小1のゆきちゃんのエピソードで考えていこうと思います。
学校ではお野菜も白いご飯も先生と一緒なら、
挑戦できるようになってきた小1のゆきちゃんです。
一人でスプーンフォークを使って食べれるようになってきています。
でも、お母さんのお話を伺うとでも
「先生、学校で食べてるのほんまですか?」 「家ではご飯は食べさせないと食べないし、お野菜なんてとんでもないです。白ご飯も、ふりかけがないとムリですね。」
いくらお母さんが促してもゆきちゃんは絶対に食べないそうです。
なのでご家庭の食事は決まった献立、からあげ、お肉、みそ汁、ごはんにふりかけだけです。小さいころから食が細く、姿勢を保つ力も弱く、身体の動きもゆっくり、しょっちゅうこけてしまうのでほんとに目が離せなかったそうです。 体力もなくて食べながら寝てしまうこともあって、とにかく寝てしまう前にお母さんが食べさせてそれでなんとか食事を終えていたそうです。
入学してくるころには、身体の動きのゆっくりさ はありましたが、 一人で食べることも、体力も十分ついているようにみえましたが、 ただ、身の回りのことは
大人がしてくれるものするものという様子で 食べさせてもらうだけでなくお着がえもじーっと 立っているだけのことが多かったゆきちゃんです。
一緒に担任をしている健次先生から質問がありました。
「生活の中のことって、だれとでも。どこででも できたいっすよね。
ゆきちゃん、学校でいい感じなのに
おうちでできていないの もったいなくないっすか?」
そのとおり、そう思います!
学校でもやっと一人でできるもん(^^♪がでてきて、 そして誉められることが心地よくなってきてはいます。
上の服をよいしょっと自分で被り口を探して頭を出すとにんまり、
「自分でできる」が増えてきたところです。 給食もほとんどスプーン、フォークをもって 食べれるようになってきました。
で苦手なお野菜や白ご飯は信頼できる大人の支えがあれば、食べることに応じるって感じです。
そんないい感じのゆきちゃん、
ご家庭でも一人でできるようになるためにはどうしたらいいのでしょうか?
続く
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