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「デートに着て行ける作業着」に込められた想い
こんにちは、フクコトバのRYOです!
水道工事の会社が作った「ワークウェアスーツ(WWS)」をご存知でしょうか?
メディアにも取り上げられていたり、作業服専門店のワークマンも同じような作業着スーツを作っていることで話題になっています。
〜作り手の想い〜
WWSブランドを販売する株式会社オアシススタイルウェアの代表取締役中村有沙さんは、母体である水道工事会社に在籍中にある経験をしたそうです。
ある日、オフィス街を歩いている時に偶然大学時代の友人を見かけた。
自分は作業着で、その友人はスーツ。
つい声を掛けるのをためらった。
「自分の仕事にプライドを持っているはずなのに、臆したのが悔しかった。」
この代表取締役の中村さんは東京大学出身のエリートで、東京大学経済学部卒業後、周囲が中央省庁や大手企業に就職する中、たまたま参加した会社説明会で社長のユニークさと「世界一やりたいことができる会社」というビジョンに惹かれ、水道工事業を手がける株式会社オアシスソリューションに営業職として新卒で入社したそうです。
そんなご自身の経験も、この「ワークウェアスーツ(WWS)」を企画した一つの理由だった様です。
〜服装のTPOのボーダレス化〜
この中村さんのストーリーを聞いて、服装には二つの要素があるなと思いました。
一つは、「実用性を重要視する」服装
もう一つは、「自己表現をする」服装
一般的には、
「仕事」服
と
「私」服
に分けられると思いますが、
このコロナ禍で余計にこの境目はなくなってきました。
仕事なのに私服の様でも良いし、
家にいるのに仕事服を着ないといけなかったり。
ルールがボーダレスになってくる中で意識することは、
「相手にどういう印象を持たれるか?」
「自分自身は何を表現したいか?」
なのかなと思います。
”相手も自分も心地よくその場を過ごせる服装”
この「ワークウェアスーツ(WWS)」の機能面の背景にはそんな想いがあるように感じました。