スマートグラスは旅の壁を崩せるか? by 渋谷Well-beingラボ @神南SLOTH
はじめまして。フリーランスエディター&ライターの凛福子(Fukuko Lynn)です!
渋谷Well-beingラボの一員として、また、デジタルとアナログの端境にいるプレシニアとして、新しい働き方を模索していきたいと考えています。
◆活動の目的と背景
ガイドブック制作という仕事の上での経験から、海外を、仕事であり…かつ観光客の目線で旅する機会が多くあった。個人的には理解できる言語はいくつかあるが、やはり言葉の壁は高いと言わざるを得ないことを身をもって経験してきた。
ビジネスであれ、プライベートのレジャーであれ、言葉の壁を少しでも崩せれば旅の質は向上するという仮説を検証したい。
◆活動の概要および進め方
旅において、それが自身の母国でない場合はもちろん、場合によっては国内であっても、言葉の壁は解決が望まれる大きな問題であることは否めないだろう。
近年はGoogleの翻訳機能などを利用することで、学習経験のない言語を読み取って母語で表示することができるようになった。それもスマートフォンを扱える人であればほぼ誰にでも、ある程度簡単に、かつ無料で使える。
ただそれでも、まだスマートフォンと首っ引きという状況からは解放されていない。
そこでスマートグラスが、この大きな問題の解決の糸口となるのではないかと仮定できる。
海外を訪れる日本人(アウトバウンド)、ビジネス、観光等で日本を訪れる外国人(インバウンド)両面から、実際に旅行中(短期間でも)スマートグラスを試用してもらうことで「いつも通りの姿勢と視線のままでのスマートグラスを用いた翻訳」が旅の質をいかに上げるか、それは言葉の壁を本当に崩すレベルか、多くの人の使用感、意見を集めたい。
進め方としては、さまざまな目的の旅行者複数に、日本、海外の両方で実体験してもらい、アンケート&リポートをまとめたい。
◆活動や効果の測定方法
アウトバウンドについては、チームメンバー及びその関係者等に協力をお願いし、短期の海外旅行(できればビジネス、プライベート共に)持参し、移動=交通(公共交通機関を利用する場面での駅など)および、看板等を参考にしながらの徒歩。食事=メニューを読む、オーダーをする(例文等を参考に)など、いくつかの決まった項目において試用してもらい、その使用感やどの程度効果を感じられたかなどのアンケートに回答してもらうほか、独自に使ってみたいシーンで試用してもらい、それがどんなシーンでどんな目的か、実用に有効だったかなどのレポートをお願いする。
インバウンドではチームメンバーやその友人知人の紹介などで、日本に訪れる外国人に、アウトバウンドと同様の内容で実験をお願いする。可能であればマイナー言語を母語とする人も対象者に加えたい。
◆スケジュール・進め方
試用対象者のセレクトおよび、スケジュールすり合わせをしてみないとスケジュールはまだ確定できないが、順次対象者候補にコンタクトする。
進め方は測定方法の欄に準ずる。