Fit Lab:アイスブレイクワークショップを実施しました
緊急事態宣言の影響から第4回企画会議が延期となったため、第3回企画会議から第4回企画会議へと繋ぐ“助走回”としてアイスブレイクワークショップを行いました。
【日時】
Bグループ:8月5日(木)13:00~17:00
Aグループ:8月6日(金)13:00~17:00
【開催方法・場所】
オンラインでの開催(zoomとmiroを使用)
1.活動のアイデアのブラッシュアップ
第4回企画会議では、Fit Labでの活動内容についてブレインストーミングを行います。第3回企画会議で行った「Fit Labで扱っていく課題はどのようなサステナブルを追求していくべきか?」というブレインストーミングを通し研鑽したビジョンを実現するにはどのようなプロジェクトにしていくべきか?その活動アイデアを決めるためのワークです。
事前にFit LabのA・Bグループメンバーにはそれぞれのグループで研鑽したビジョンごとに活動のアイデアを考える宿題に取り組んでもらっています。アイスブレイクワークショップでは、第4回企画会議に向け、宿題のブラッシュアップを目的としたブレインストーミングを行いました。
2.宿題の進め方
宿題の進め方は3つのステップで行ってもらいます。
①ビジョンを1つ選ぶ
②ビジョン実現に向け大切にしたいこと、重要だと思う視点を3つ選ぶ
③ビジョン実現に向けた活動のアイデアを200時程度で記述する
以下、例になります。
①ビジョンを1つ選ぶ
→福井起点 -福井産地の文脈を知る、理解する、伝える
②ビジョン実現に向け大切にしたいこと、重要だと思う視点を3つ選ぶ
→産地の文脈を知り、理解することでアイデンティティを再認識する、
誇りを持つ
→産地の文脈を伝えることで、共創の機会を生み出す。知っているから
繋がれる
→“そもそも”を考える。当たり前になっていることを再考する。
③ビジョン実現に向けた活動のアイデアを200時程度で記述する
→ディスカッションの中で「見える化」というキーワードが出てきた。何かを顕在化させる時、逆にその何かが存在しなかった時のアナザーストーリーを描くのは有効な手段だ。例えば、“もし、福井産地がなかったら”という世界を妄想して描きその世界を伝えるものづくりやことづくりを考える。アナザーストーリーは福井産地がいままで社会に提供してきた価値を見えるかするのに役立つ。アナザーストーリーでは何が起こるのだろうか?
これら宿題が、第4回企画会議にて活動のアイデアを研鑽するブレインストーミングを行う際の素材になります。
3.アイスブレイクワークショップの役割
宿題を進める中で以下のような声が上がってきます。
・自分の考えていることは的外れではないか
・こんな内容でアイデアと呼んでも良いのか
・1人で考えている内に大切なことはなんだったのか迷子になる
1人で思考を巡らせることに難しさを感じない人はいると思います。ですが、全ての人がそうとは限らないのではないでしょうか。1人で考える過程で手や頭が徐々に凝り固まってくる。そのような場合は、どんな小さな気付きも気軽に共有できる座談会の存在が大切になってきます。1人で悩むのをやめて、共有してみると、、、
・そんなことに悩まなくて良いんだ
・意外と他の人も同じ疑問を持っていた
・他者の話を聞いて発想が広がった
など、頭の中を整理することができます。ちょっとした時間で頭がほぐれるきっかけづくりに繋がるのがアイスブレイクワークショップです。共創型のプロジェクトではグループコミュニケーションの機会作りとそのハードルを下げる仕組みが大切になります。