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総務省が「ガチギレ」のLINEヤフー、ネイバーとの決別が“いばらの道すぎる”ワケ

★わかりやすく解説

2023年11月にLINEヤフーで個人情報漏えいが発覚し、総務省は2024年3月と4月に厳しい指導を行いました。ネイバーとのシステム分離や資本関係の見直しを求めたものの、LINEヤフーはまだ具体的な進展を見せていません。ネイバー依存からの脱却は困難な道のりです。

★これを知っておくと理解が深まる

総務省は、企業のセキュリティ強化や海外企業への依存度の見直しを強く推進しています。過去の個人情報漏えい事件の影響もあり、より厳しい姿勢を取っています。

★何が問題なのか?

LINEヤフーがネイバーとシステムを共有していたことで、情報漏えいが起きやすい状態でした。総務省はこの依存関係を問題視し、資本構成の見直しを求めています。しかし、システムや資本の分離は技術的にも運営的にも難しく、すぐには実現できない課題です。

★用語解説一覧

・総務省
説明)日本の政府機関で、情報通信や郵便などを管轄します。
・個人情報漏えい
説明)名前や住所、電話番号など、個人の情報が外部に流出すること。
・資本関係
説明)企業が他の企業にどれだけの資金を出資しているかの関係。
・ネイバー
説明)韓国の大手インターネット企業で、LINEの親会社の一つ。

★そもそも論

LINEヤフーは、多くの人が使うメッセージアプリ「LINE」を提供しています。重要な個人情報を扱っているため、セキュリティ対策が特に重要です。しかし、過去に情報漏えい事件が発生し、その対策が問われています。総務省は、LINEヤフーがネイバーに依存しすぎている点を問題視し、改善を求めています。

★このニュースのQ&A

Q1.LINEヤフーの情報漏えい問題とは何ですか?
A1.LINEヤフーがハッカーに攻撃され、約52万件の個人情報が漏えいした事件です。

Q2.総務省は何を指導しましたか?
A2.総務省は、ネイバーとのシステム分離や資本関係の見直しをLINEヤフーに指導しました。

Q3.ネイバーとの決別はなぜ難しいのですか?
A3.ネイバーはLINEヤフーの親会社であり、システムや資本の分離は技術的にも運営的にも難しいためです。

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