迫力ある和楽器ライブ+装束絵巻+ダンス「和楽奏伝×装束夢幻」
こんにちは、安井郁子です。
記事を読んでくださる方、応援してくださる方、いつもありがとうございます。
久しぶりの舞台は、異色のコラボイベント
今日は、お酒情報ではなく、舞台観劇のレポートです。
チケットをいただき、久しぶりにBunkamuraオーチャードホールにて舞台を拝見しました。
和楽器ライヴ+装束絵巻+ダンス「和楽奏伝×装束夢幻」です。
感染症予防対策を講じて一席おきにディスタンスを取ったうえでの着席となりますが、会場は、満杯で賑わっております。
「日本音楽と本物の装束を、コンテンポラリーダンスと共に未来に伝える」という、夢幻の舞台です。
下の写真の4人は、右から、笛・太鼓・胡弓演奏者の吉井盛悟さん。シルバーの長髪が印象的なダンスアーティスト西島数博さん。そして、元宝塚の紫吹淳さんと、愛加あゆさんです。
色々なジャンルの方が舞う姿や和楽器演奏も素敵ですが、装束も、単なる舞台衣装ではなく、奈良から平安時代までの衣装を現代の最高の技術で制作されたという本格的なもので、素晴らしかったです。
身分の高い女性が日常に着用する小袿(こうちき)、そして正装用の十二単。十二単は20キロぐらいあるとも聞きますが、そのような衣装を着ての身のこなしは、さすがプロ。
一番上の唐衣(からぎぬ)までの着物の重ね方は、季節や行事ごとにどの襲(かさね)を着るかが決められていたそうで、途中、少し解説もあり、わかりやすかったです。
ライブは、最高!
それにしても、フィナーレの和太鼓演奏は気迫溢れるものでした。
全身にど~ん、ど~ん、と響いてくる感覚は、やはりライブならでは。
舞台上の出演者の皆さまも、出演できることの喜びをかみしめて演じて頂いているようです。
力強い和楽器の音とコンテンポラリーダンスの全身から湧き出るエネルギーに、「生命力」のようなものを感じ、元気を頂きました!
また、太鼓や三味線等の和楽器に交じりシンバルのような鳴り物「チャッパ」という楽器があるのですが、それを演奏する小池将也さんのリズム感や小気味良いキレッキレッの動きも目に付きました。
チャッパは、音をリードし、お客様と手拍子での一体感を促す役割も担っています。
小池将也さんは、今日は、チャッパでしたが、太鼓や笛等もなんでもおできになるようで、また、本日、和太鼓を演奏していた辻勝さんも、そして大太鼓の政所和幸さんのお三人とも、舞台のないときは、一般の方向けにお教室で指導も(コロナ禍ではオンラインセミナー等も)行っているようです。
こちらの写真は、昨日の舞台で大太鼓を叩いていた、政所先生のヒビカス横浜での指導風景です。以前、大太鼓のソロ演奏を間近で拝見させていただいたことがありますが、もの凄い迫力でした。
ちょっと、触らせていただきましたが、思いっきり太鼓を叩くことは、演奏の面白さはもちろんですが、ストレス発散や肩こり防止にも良さそうです!!
貴重なライブを拝見させていただき、ありがとうございました。
お教室情報詳細は、以下より、直接ご覧くださいね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?