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おいしい秋酒の時期到来。お酒のイベント振り返りレポート。

こんにちは、安井郁子です。
記事を読んでくださる方、応援してくださる方、いつもありがとうございます。昼間の残暑は残るものの朝夕はすっかり秋の気配を感じられるようになりましたね。
8月末から、9月にかけては、日本酒の試飲商談会が目白押しでした。遅くなりましたが、振り返りつつ、ご報告させていただきます。

大星岡村名酒フォーラム2023


既に弊社(お酒の商社)の業界向け展示会は8月30日に開催済みですが、こちらも含め、備忘録的にご報告させていただきます。

「名酒フォーラム 2023」は、4年ぶりに、東京交通会館12階ダイヤモンドホールで開催させていただきました。

コロナ前に比べますと、会場も以前より小規模で、様子を見ながらの再開となりました。
日本酒28社、焼酎10社、ワイン12社(うち日本ワイン3社)、合計50社の秋以降に美味しいお酒を、弊社得意先の皆様にお楽しみいただきました。

入口近くにワインと焼酎、両奥を日本酒コーナーとさせていただき、
会場全体をまんべんなく見ていただけました。

秋からの本格需要を前に、酒販店さんや百貨店さん等酒類関係者を対象に(愛好家等一般消費者の方向けの試飲会ではなく)、お蔵元さんに説明して頂きながら、商談として活用してもらう場となっております。

久しぶりの開催で至らぬ点もあったかと思いますが、多くの皆様に支えられ、おかげさまで盛況のうちに終了することができました。ありがとうございます。
その後ご注文も継続的に頂き、、、
今頃は、多くの秋上がりやひやおろしのお酒が、各店頭にならんでいることかと。
嬉しいことです!


9月にはいっても、各県の試飲会等が続き、他団体さんのイベントにも顔を出し、運営面やお酒の勉強をして参りました!

広島研酒会「広島酒秋日和」

9月12日開催の広島酒のプロ向けの商談会には、弊社の取引先も出展されているので、ご挨拶もかね参加させていただきました。

同じ東京交通会館でも、今回のご出展は20蔵ほどということで三階のこじんまりした会場を使われての開催で、大盛況でした。
試飲はもとよりお部屋のレイアウト等も、参考にさせていただきました。

広島県酒会のお酒。
「広島らしさ」とは、なかなか一言では言いにくく、それぞれのお蔵が個性を持ちますが、主に秋上がりや、ひやおろし等の秋のお酒と広島県産の「八反錦」「千本錦」を用いたお酒、お燗にしても美味しいお酒などをチェックしていきました。

「龍勢」の藤井酒造さん。これから、
全量、生酛造りになるそうです!
その場でつけてくれたお燗酒も美味しい💕


賀茂泉の前垣社長さん。
賀茂泉を代表する「朱泉本仕込」と。
お燗にしても美味しい純米吟醸です。
広島サミットに出された「純米大吟醸 壽」は品切れ中。

秋の練れたひやおろしを味わってくださいね。

加茂鶴の石井社長、沖永杜氏、日本酒と食のジャーナリスト山本洋子さんと。
秋のひやおろしと、オバマ大統領の乾杯酒・加茂鶴特選ゴールド大吟醸

かながわ13蔵元秋の感謝祭

9月18日は、神奈川県のお酒の試飲会がございました。関内駅近くの神奈川県中小企業センタービル14階の多目的ホールでの開催は、初めて。

弊社取り扱いの泉橋酒造さん。橋場社長さんは海外出張中で、、、
今回は、入社まもないお嬢様に接客していただきました。
神奈川のお酒の中でも、食中酒として映えるお酒が多く、軽めのあてに合わせられるものからボリュームのあるお料理に相性の良いものまで、幅広い味わいのアイテムが揃っています。


泉橋酒造さんのブース

赤とんぼの生酛純米酒の山田錦や雄町は水の硬度の硬さ、生酛づくりの酸、が特徴的で、ドライな仕上がり。
楽風舞の純米吟醸は、それに比べるとやや甘口になりますが、キレイでバランスの良い日本酒でした。

神奈川県の全体のお蔵元のお酒もチェックさせていただきました。

丹沢山系の伏流水を用いたお酒は、全体的になめらかでピュアな酒質といえます。

山廃や生酛のどっしり系と1801系酵母の香り系ブレンド以外は、基本的にスッキリ・ドライに仕上がったものが多く、神奈川県産の海の幸にも合う日本酒です。
どっしり系の日本酒は、和に限らずボリュームのある洋食や中華にもあわせられますが…。

生詰タイプのひやおろしなどの味わいも、全体的にクラシックな練れた味わいというより、キレも良く適度に熟成されたきれいな酒質が多かったです。

「地元神奈川県のお酒の酒質も全体的に、レベルが上がっているなあ!」
と実感しました(^^♪

神奈川県は現在14蔵あり、そのうちの13蔵の試飲が行われました。

いろいろなイベントを通して、秋のお酒とともに、運営面に関しても、勉強させていただき、ありがとうございました。

ひやおろしについては、以前にもご説明していますので、よろしかったら、こちらもどうぞ。


業界初、女性審査員による「美酒コンクール」


まだまだ、「日本酒の日」の10月1日 前後も 日本酒イベントが数多く開催されます。

今週は、初の女性審査員だけの日本酒審査会「美酒コンクール (Japan Women’s SAKE Award)」もあります。


今の段階では、どのカテゴリーの審査をするかも
わからないのですが、
当日は、頑張ります!



このコンクールは、審査のカテゴリー分けに独自性があり、特定名称酒別ではなく、以下のように分類されています。

①スパークリング部門
②フルーティー部門
③ライト&ドライ部門
④リッチ&ウマミ部門
⑤エイジド部門
⑥ロウ・アルコール部門

こちらも、またご報告させていただきますね。

消費者の皆様に、わかりやすくご案内でき、美味しい日本酒がお届けできますように!

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