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夏バテでも食べられちゃう癒しのブイヤベース

こんにちは、安井郁子です。
記事を読んでくださる方、応援してくださる方、いつもありがとうございます。

Bistro Canisheのブイヤベース

目黒の気軽なフレンチ「ビストロ カニッシュ」さんのお店の名物スペシャリテは、日本人も大好きな「ブイヤベース」。
「ブイヤベース」はご存じのとおり、南フランスのマルセイユの郷土料理です。

ここでは、その日のお勧めの具材、魚貝類が選ばれ、雑魚や魚の頭、中骨などをオーブンで焼いたあと半日かけて、コトコト煮こむことで、この香ばしさが生まれるそうです。


JR目黒から徒歩5分位。

そして、抽出した魚貝のスープに、付け合わせのルイユソース(ガーリックや唐辛子の辛味が効いたマヨネーズのような南仏のソース)とカリカリのクルトンも、お好みで加えられます。

写真のように色々な魚貝類が入っているのですが、具材毎に丁寧に炒めてあり、白身魚も貝類もそれぞれの具材の火の通り具合、触感も絶妙でいい感じ!
スープの味わいは複雑濃厚だけれど滑らかでさらっとしており上品です。
ちょっと夏バテ気味でも、おかわりが欲しくなる一品です。
ブイヤベースのスープを用いたリゾットもまた絶品!!

ブイヤベース憲章

実はマルセイユには市が定める「ブイヤベース憲章」なるものがあるそうですが、これはあくまでも、”マルセイユの地産品を使うための伝統的ルール”ということのようです。

地中海で水揚げされる魚介類(カサゴ、足長ガニ、ホウボウ、マトウダイ、オコゼ、アンコウ......)等から、4種類以上入れなければならないとか、鯛やヒラメ、オマール海老、ムール貝、タコ、イカは入れないといった材料に関してのルールがあります。

でも、日本ならば、その日の新鮮な白身魚プラス、エビ、イカ、貝類など、目利きのプロが選んだ、シェフお任せの「海の幸」で、大満足です!

手作りブイヤベースは、日本酒と…


お店のようには、うまくいかないのは、重々承知していますが、スペシャルな「なんちゃってブイヤベース風スープ」を夏休みに一度作りたいなあ、と思っています。
オマールエビとはいかないまでも、殻付きのエビ、イカ、貝などの魚貝類やセロリ、フェンネルなどの香味野菜等を入れるには、材料の調達もちょっと手間がかかりますし、、、食事後のあと始末を考えると、生ごみ回収の日を念頭に置き、さて、いつ作ろうかな?

今年の夏休みもほんの少しだけの3日連休ですし、母の看病もありますし、娘がもどってきてのお墓参りや、、、家族中心のささやかな夏休みになりそうです。

ビストロでは、白ワインとのマリアージュでしたが、家でのなんちゃってブイヤベースなら、、、
ちょっと和のアレンジで、調理段階でも白ワインの変わりに日本酒をいれるつもりなので、家にある一年熟成の生酛純米酒でも、バッチリ合いそうな予感。

今の我が家の現状では旅行も行かれないし、料理やお酒で、旅する気分を楽しむことになりそうです♪

丁寧にアクをとり濾してあるので、とっても滑らかなスープとなっています。
魚貝の旨味がギュッと詰まって複雑濃厚なお味です。

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