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猪突猛進の爪の垢

私のまわりには
猪突猛進型の人が多い。

類は友を呼ぶことを考えれば
もしかしたら私もそうなのかも、
と、今ふと思ったけれど
やっぱりそうでもない。

なんというか、
エネルギー量が違うのだ。
パワー換算したところの
「総エネルギー量」と言えばいいか。

先日、友人に仕事のことを相談した。
友人も私に相談があるというので
お互いに相談しあった。

私は相談して、
「おっけーおっけー、そうだよね」
と自分の中で腑に落ちて、
これから進めていこうと思っていた
その相談案件を
「進めていくべき案件」として
棚に載せているような状況。
相談できてよかったな、
よし、じゃあどう進めていこうかな、
と考えている状態だ。

同じタイミングで
同じように
腑落ちしたであろう友人は
「進めていく案件」を
もうすごい勢いで進めている。
まだ1週間も経たないくらい?
なのにもう
「私これやるからね〜!」って
周囲に宣言までしている。

何だろう、この違い。
本当に尊敬する。
爪の垢が欲しいほど。

私の棚に上がった案件は
きっと1ヶ月くらい先に
動き始めるんだろうな。
もうちょっと先かもな。
やろうとは思っているんだけど
「やらないと!」までは
モチベーションが
上がっていないんだよな。

でも相談時点での状況は
友人とほぼ一緒だったはずなのだ。

瞬発力すごいな。
どうやったらそうなれるのかな。

個性とか特性の違いってことは
それはそうなんだけれど、
仕事に関することだから
やっぱり瞬発力も必要だよな、と
しみじみ感じる。

占星術でいうと
火の性質なのだとは思うけれど、
その場で情熱を燃やすのと(上方面)
推進力、前進力に使うのとで(前方面)
分かれる気はしている。
この辺は自分の仕事的に
考察が必要なところではある。

我々は自営だからさ、
やるかやらないか、が
結構色々と影響するということも
頭の片隅ではわかってるのにね。

やりたくない何か、があるのか
単に面倒なだけなのか、
自分の中に問いかける。

私はわりと、
じっくりゆっくり
納得してやるタイプなのかも。
ただし
そのモードになったら
簡単にやめない。
飽きっぽいんだけど、
その壁を超えたものは
なかなか手放さない、
ということなのかな。
私に多い水の性質、って感じ。
いかにも。

もちろん正解はないし
それぞれのカタチがあるし、
それでいいと思うけど、
「ない」からこそ憧れるのかも、
ということは
なんとなく感じてはいる。

隣の芝が青く見えるとか
ないものねだりとか、
そういうこと。

でもやっぱり
これと思ったことを
勢いづいて
ゴンゴンと前に進めていける
あの猛烈なエネルギーは憧れだ。

え、もしかして
昭和の血、ってやつ?
いやいやいや…。


猪突猛進パワーの含まれた
爪の垢は
ぜひもらっておきたいな。

友人よ、
爪の垢、
溜まったら教えてね。
待ってる。


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