❷『死霊館のシスター 呪いの秘密』ネタバレあり そろそろ終わるっぽい
■死霊館ユニバースまとめ(2024年時点)
『死霊館のシスター 呪いの秘密』四コマ映画
公開順でいうと9作目で、時系列的には2作目。
死霊館ユニバースにはアナベル人形ラインもありますけど、これは本筋の死霊館の方。
ウォーレン夫妻が『死霊館』(2013年)で戦ったヴァラクがどうやって生まれどうやってウォーレン夫妻の近くまで来たか?を『死霊館のシスター』『死霊館のシスター 呪いの秘密』でやったわけです。
で、
公開順の次の作品(10作目)は『The Conjuring: Last Rites(原題)』2025年秋公開予定でありまして、
こちらがウォーレン夫妻の〝最後の事件〟を扱うらしく、アイリーンも恐らく回想シーン的な感じで出演するっぽい、とのこと。
グーニーズ化
『死霊館のシスター』からアクションホラーになっているので、続編である今作もまさにそう。
終盤グーニーズみたいになるから、もうUSJとかでホラーアトラクションにすればいいんだよね。
そろそろ終わるっぽい
次の『The Conjuring: Last Rites(原題)』でウォーレン夫妻の筋は終わるっぽいですね。
実際のウォーレン夫妻はダークな存在なので、大ヒットしたからといってこんな風に元気にフランチャイズして大丈夫なものではなかったと思います。
特に『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』はもっと冷静に客観的に描かなきゃいけない(それでも無理だったかも)実際の事件だったのに、監督曰く「これは宗教映画」としてウォーレン夫妻側の一方的な視点で描いたエンタメ作になっていました。
で、このシリーズで僕が好きだった点は「結構冷静」で「宗教に対しても距離があった」からなんです。
『死霊館』『死霊館 エンフィールド事件』でもウォーレン夫妻は割と証言者を疑ってかかっていたし「そんなに超常現象なんてないよ」というスタンスでした。
それでそのまま超常現象はありませんでしたじゃホラー映画にならないので、そこはジャンル映画として〝あるのかも知れない〜〜〟というテンションで楽しむようにしていました。
また
前作『死霊館のシスター』でのアイリーンの「宗教は盲信じゃない。疑っていい。」というセリフがあってとても好きでした。
なのに、今作でのアイリーンはめっちゃ信仰心を強めていたし、結果信仰心が強いことで事件を収束させました。
なんだよ、全然好きじゃないよ。。
もちろん次作『The Conjuring: Last Rites(原題)』はとても心配。
でも終わるならそれはそれでめでたいかも知れない。
恐らく『アナベル』ラインは続くと思います。
いっそホントに『チャッキーVSアナベル』をPART6くらいまでやりゃいいんだよ。
チャッキーとアナベルが手を組んでゴジラを倒せばいいんだよ。
ネタバレは以下に!
モーリス、死んじゃうかも知れなかったけど即決問題
モーリスが「シスター、救ってくれたのか?」って言うけどアイリーンは悪魔を退治するためにフレンチーが死んじゃってもしょうがないと思ってたからね。
モーリスを殺さずにヴァラクを倒すにはどうしたらいいのかの逡巡せずにモーリスの命よりもヴァラクを倒すことを瞬時に優先したことが恐ろしい。
(モーリスに乗り移っている状態でもヴァラクだけを倒せると分かっていたのなら、聖ルチアの目をヴァラクに突きつけるシーンでアイリーンが泣いてるのはおかしいからね。悪魔祓いのためなら人殺していいの?)