残虐性はかなり低くしてる 映画『福田村事件』
「朝鮮人とウチらどっちが下なんじゃ?」by穢多の男
「どうして大きな声でやめろって叫んでくれなかったの?あなたはいつも見てるだけなのね」by田中麗奈
「お前はデモクラシーに見捨てられたんじゃ」by水道橋博士
「せめて書いて償わないと」by木竜麻生
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ちょうど一年前くらいに公開されてロケットスタートからのロングランヒット。
めちゃくちゃ〝ナウ〟でヒリヒリする〝史実〟を劇映画化したもので、
こういうものは韓国ではバリバリ作られて大ヒット連発させてるし
欧米でもエンタメ映画化されたり、ただただどんよりする映画になっている。
が、
現代日本ではとても珍しい映画。
この映画の存在自体が素晴らしく意義がある。
し、規模にしては大ヒットしたし
賞レースも賑わしたので
今後の映画界が変わっていきそう。
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朝鮮の扇子のくだりで
あんなにすごく高そうなものをあげるだろうか、っていうのと
流石にあの緊迫する場面で朝鮮の扇子を出しちゃう?
暑いから扇子出そうと思ったけど「あ、これ出したらやべっ」って気づいて鞄に戻したところを水道橋博士に見つかって「お前何隠した!」って、やるとかね。
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竹槍や鍬でホントに人が殺すって
いったい何回刺したり振り下ろしたりしなきゃいけないんだろう。
沖縄戦での自爆について知ると人ってなかなか死ねないもののようなので、、
竹槍一回腹に刺しただけで「ううぅ…」って死んだりしないでしょう。
てことは実際はブスブスに刺しまくったのでしょう。
この映画ではその描写はかなりライト。
効果音も嘘っぽいし人があっさりと死ぬ。
残虐性はかなり低くしてると思いました。
おそらくこれは意図したものでましょう。
観やすくしたんですね。
なのでそんなに怖がらずに観てね♪
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女性の描き方は残念。
生活と〝性〟が強く結びついているのは事実だけど
あんなにいちいち性の匂いさせなきゃいけないもんかね。
とくに女性ばかりがそれを担ってた感じもするし。
↑この点がだいぶ足を引っ張ったと思います。
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