誰でもきっと何かの童貞♪ 童貞映画『夜は短し歩けよ乙女』

遅まきながら観ました。
『マインドゲーム』は観てますし好きです。
絵が人気イラストレーターの中村佑介氏なわけでしょ

才能溢るる売れっ子イラストレーターに対する嫉妬心で
映画の内容なんて入って来ないだろうと思って観る気が起きませんでした。。

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僕もこの2年で少しは成長したようで
自分のなにもなさを受け入れ
中村佑介氏という頂へと飛んでみようと決意し
ついにネットフリックスで観たのでした。

そしたら、
〝先輩〟の〝黒髪の乙女〟への気持ち・行動と同じでした。

飛んでしまったら飛ぶ前には戻れない。
飛ぶ前のウジウジしてなにもしなくてよかった自分には戻れない。

それでも飛ぶのさ、人生だもの。

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また童貞映画かぁ。みんな童貞好きだなぁ。

と思って観てたけど
性的なことじゃなくても童貞ってのはあり得るんですね。

海外旅行童貞とか
転職童貞とか
一人焼肉童貞とか

誰だっていつまで経っても何かしらの童貞。

一寸先の闇はいくつもあるし
そこから目を逸らしてビビる楽しさもあるし
そこに飛び込む怖さもまだまだある。

なるほど、童貞映画。いいじゃん。

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絵や色、動きの気持ちよさはさすがでございました。

とくに
詭弁踊りはあの気持ち悪さも含めて気持ちいい。

僕はアニメのダンスシーンが苦手なんですが
（なんか恥ずかしくなっちゃう…）
これは圧倒されました。。。

配色も素敵だったし
色そのものが素晴らしい。
もはや何でこんなに素晴らしいのかわからないレベル。
やめてほしい、辛くなるから。。