漫画原作面白いんだもん!映画『ミュージアム』 ~映画イラスト~
漫画原作が悪く言われることもあるけど、面白いじゃないですか!
『キャラクター』より8倍面白いのが2016年にあったんじゃん。
こっちの方が個性的だし、話も面白い。
妻役の尾野真千子ももちろんただのアキレス腱じゃないし、
なんなら割とこの事件の発端だし
この役は一般市民代表の役としてかなり恐ろしい役ですよ。
あんまり活躍の場はないけど(捕まっちゃってるから)、ラストあたりでの抵抗はさすがですよ、尾野真千子。
死んだように生きてる表情もいいですね。
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小栗旬の妻役である尾野真千子とその息子が犯人に捕まっちゃうんだろうな、それがラストの山場なんだろうな、と思ってはいたけど、
わりの早い段階(たぶん1時間も経ってない)で尾野真千子と息子は謎の失踪を遂げてしまう。。
ここからどういう話になって行くのかと思いきや、そこからがちゃんと面白い。
漫画原作が悪く言われることもあるけど
何年もちゃんと練られてきた物語なわけだから、
脚本化に失敗しなければ面白くなるよね。
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なんと言っても小栗旬が良い。
『キャラクター』でも小栗旬は良かったですよね。
スターオーラもあるし動きもいいし、セリフ以外での演技も素晴らしい。
で、しかもちょっと面白いですよね、、小栗旬って。。
もっともっとデカい俳優になって世界で活躍して欲しい〜っ!
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妻夫木聡もやっぱ凄い。
両手を広げながら「ぼくはアーティストなんだぁ」って陶酔セリフを言うのは
漫画の中なら成立するけど
生身の俳優がやると普通なら寒くて寒くて寒くて観てられない。。。
でも、妻夫木聡だとできちゃうんよね。。
凄いよね、ほんとに。。
イキ顔も良かった。楽しそうでした。
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一応言っておくと、日本映画には珍しいくらいに残忍でグロテスクな映像表現があるので、、それなりの覚悟を持って観てくださいね。
しばらくハンバーガー食べられなくなるかもよ?
Webマガジン FILMAGA(フィルマガ) にて記事イラスト描かせていただきました。
「どうしてもヴィラン(悪役)の方が好きっ!敵に回したらヤバイ…最凶ヴィラン5選!」と言う記事です。
ここでカエル男も紹介しております。
カエル男の最凶タイプは「覆面アーティスト型」です。
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