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03:株主様からの情報提供

当会の経営改善を求めるという趣旨にご賛同いただいた福邦銀行の株主様より情報の提供がございましたので、ここに掲載させていただきます。(掲載の許可もいただいております)

また福井銀行・福邦銀行 社員様、元社員元役員様、銀行の取引先様株主様からも御意見がございましたら、下記メールアドレスまでお寄せください。
info@fukui-bank-kaizen.com


〇過去福邦銀行には「福洋商事」という関連会社があった。「福洋商事」は保険を扱い、取引先や社員の保険契約を行っていた。現在は福井銀行と福邦銀行の合併で、「福洋商事」は福井銀行の関連会社である、「福井順化商事」に引き継がれた。

〇「福洋商事」は福邦銀行の株主であった、そして福邦銀行の株主が株を売却する際は「福洋商事」が相対で購入するという仕組みが取られ、当時の価格「450円」で取引がなされていた。
そのため福邦銀行の社員は、福邦銀行の株式をいつでも「450円」で売買できる認識があり、また株主もいつでも「450円」で売買できるという認識があった。
当時、福邦銀行と「福洋商事」の関連性について、福邦銀行は「福洋商事」を都合よく利用していた。他の大口株主である三田村氏や三田村氏の関連する企業と比べ、「福洋商事」の持ち株数は、年度ごとに変動している事からも、その事が伺える。(※「福洋商事」が保有する福邦銀行の株式は、過去の福邦銀行のディスクロージャーに掲載。)

H12年期:1,002千株
H13年期:1,218千株
H14年期:1,387千株
H15年期:955千株
H16年期:935千株
H17年期:1,010千株

〇H18年期に大口株主から「福洋商事」が消える。当時、売却せざる負えない事情があったためと推察、時価評価額約4.5億円分の福邦銀行の株式の受け皿が必要となる。
H17年期とH18年期の大口株主の構成について大きくは変わらないが、新たにホクコン(565千株)が登場。「福洋商事」がH17年期に保有していた、福邦銀行の株式1,010千株の内、約56%分を三田村氏の親族が経営する、ホクコンに売却した事が伺える(H18年期の大口株主の内、三田村氏本人含め、三田興産、武生土地も三田村氏の関連会社であり、クォードはもともとフクホウリース、新光証券も三田村氏の関係者がいた)。

〇それでは「福洋商事」がH17年期に保有していた福邦銀行の株式残り44%近くはどうしたのか、残りは福邦銀行の取引先に相対で売買された。(前回のメールでは増資と錯誤。増資は平成12年3月が最後)

〇福邦銀行の株式の売買は相対取引でなされたが、売買の実務を行ったのは証券外務員の正会員の資格を持たない福邦銀行の行員であった。しかも関連会社である「福洋商事」名義の株式を。

〇当時、福邦銀行本社からは各支社に対し株式売却先の絶対的なノルマを割り当てる。証券外務員の正会員の資格を持たない社員が、正確に非上場の株式の販売を行えるはずもなく、また過去「450円で買い取ってもらえる」という間違った認識を持ちながら、取引先に対し「元本保証」や「高利回り」また「いつでも買い取る」との謳い文句で売却する。特に「高齢者の預金取引先」や「財務内容が毀損している融資取引先」に対し、説明不十分のまま優越的地位を利用して株主獲得に繋げていた。

〇その後は真摯な説明や株主の合意もままならないまま、株価の引き下げの実施や、福井銀行株式との交換について、不当な交換比率が用いられる。
現時点において、高齢者の大切な資産が目減りし、また中小企業の運転資金が使えない状況にある。

この過去の「福洋商事」が保有していた福邦銀行の株式を、取引先に売却したという福邦銀行の取り組みこそが、現時点において株主に不利益をもたらしているそもそもの原因だと思慮いたします。
また当時、「福洋商事」の保有する福邦銀行の株式について、新たな売却先の獲得を指示していたメンバーが現在も福邦銀行の役員として内在。この銀行からは経営責任なる言葉を聞いた事が無い。


他にも皆様のご意見などございましたら、下記メールアドレスまでご連絡おまちしております。

ー 福井銀行・福邦銀行の経営改善を求める会(被害者の会) ー
info@fukui-bank-kaizen.com