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新たに情報提供をいただきましたので、ここに掲載させていただきます。
(掲載の許可もいただいております)

また福井銀行・福邦銀行 社員様、元社員元役員様、銀行の取引先様株主様からも御意見がございましたら、下記メールアドレスまでお寄せください。

info@fukui-bank-kaizen.com



私たち福井銀行・福邦銀行の経営改善を求める会の構成メンバーの株主(以下「A株主」といいます。)は、2023年12月19日に、福井銀行の長谷川英一頭取、荒木健一常務執行役と、福井市の日本料理店「馳走えん」にて会食をおこないました。
その席上、A株主は、福井県の中小企業の実情、福井銀行・福邦銀行の経営統合に伴う弊害、融資方針の提案等、株主としての意見を述べ、福井銀行としての考えを問いました。

東京証券取引所が定める「コーポレートガバナンス・コード ~会社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上のために~」には、以下のように定められています。

【株主との対話】
5.上場会社は、その持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資するため、株主総会の場以外においても、株主との間で建設的な対話を行うべきである。経営陣幹部・取締役(社外取締役を含む)は、こうした対話を通じて株主の声に耳を傾け、その関心・懸念に正当な関心を払うとともに、自らの経営方針を株主に分かりやすい形で明確に説明しその理解を得る努力を行い、株主を含むステークホルダーの立場に関するバランスのとれた理解と、そうした理解を踏まえた適切な対応に努めるべきである。

コーポレートガバナンス・コード ~会社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上のために~



そのうえで、2024年1月19日、岡田伸常務執行役と面談し、上記の回答を得たが、それは、ろくに調査・審議しない、短絡的な内容でした。株主の声をないがしろにする、今の福井銀行を象徴するかのような出来事です。

A株主より、岡田伸常務執行役との対話(抜粋)について情報提供をいただいたので、以下に開示します。


(岡田伸常務執行役)
昨年中、長谷川頭取にいろいろ話いただきまして、そのことについて取締役会に話してほしいと、それから、そういうことについてもなんらか打ち出すということも考えてほしいと、それについて書面で回答してほしいという、おおむねこの3点だったかと思います。
うちのほうで、先週11日に取締役会させてもらって、私の方からいろいろ言葉いただいていることについて伝えさせてもらって、今お目通しいただいている資料にもありますが、取締役会としてはこうですという言葉、我々の答えと言ってはあれですけど、そういうことでお願いしたい。
~中略~
ですので、頂いたお申し出のことについては、取締役会のほうで諮らしてもらいましたけど、できないということでご理解いただきたいということです。

(A株主)
これは、たった2枚なので単純でわかるんですけども、説明の通りFプロジェクトってわかるんですけども、この話をする手前に支店長を集めてどういう状況かということを、どういう案件がきて、どういうふうに断って、審査の手前の窓口で断ったのか、どういうふうに決裁したのか、そういうのが全部出てると思うですけど、そういうことはしてもらったんですかね?

(岡田伸常務執行役)
ごめんなさい、そこまでは集計にいたっていません。

(A株主)
検討する前にいろいろ手前があるじゃないですか、取締役会だけで勝手に話をしてるだけで、手前の話が、現場の意見を聞いてどうだということがいろいろ数値化してて、ここはマズいなとか、これはいいなとか、そういう議論はなかったんですか?

(岡田伸常務執行役)
・・・・
(A株主)
書いてあるとことは別にいらないですよ、読めばいいんですけど、これを決定する手前の大前提のところをどういうふうに議論して、現場の支店長とかどういうふうに断って、どういうふうに現場の意見があったのかと、僕が言う人の命がかかっているというのそこなんですよね、人の命がかかっているということを簡単に考えているということですかね?

(岡田伸常務執行役)
いや、それは・・

(A株主)
でも、そういうふうにナンバー2かわからないですけど、代わりに岡田常務がきているのに、そこはちょっとマズくないですかね、ナンバー2の岡田常務が全部調べて、こういうふうに、現場はこういふうで、こうなんですよというのをお聞きしたい、そこの何もなしで2枚ぺらっときても、どんだけ時間使ったんですか、1か月

(岡田伸常務執行役)
当然ながら、頂いているリクエストについて我々のなかで、実際自分たちのやっていること、当然これから詰めていくプロセスもありますけど、これをビジネスモデルを、お客様の声を頂きながら積み上げていくっていう・・

(A株主)
そのお客様の声っていうのが気になっている、福井県の中小企業の意見を、今でも涙流して借りられない、これからどういうふうに生きていこうかという人がいるんですよねそこを、何回も繰り返すんですけど、そこを何とか、やっぱ福井銀行、福井県の金融機関が助けていかないと、マズいんじゃないかなと、リーマンショックと一緒です、リーマンショックの福井版が起こったのと一緒です、やっぱり自殺者が増えます

(岡田伸常務執行役)
その件でいきますと・・

(A株主)
調べてないのに言えないじゃないですか、現場の方である程度調べて、記録を出してこういうふうな形で、こういうふうに断ってます、こういうふうな窓口のお客さんが、何パーセントいたんですよ、こういので断っているんですよという形のものが、把握をされてないというのが、ちょっと僕もショックですね、ちょっと悲しいですね、もっと深く考えてほしいと

(岡田伸常務執行役)
深く考えるという点で、至らない点があったことは、申し訳ございません。

(A株主)
今日の話は、とりあえず分かりましたので、伝わったと思いますので、いろんなことありますけど、銀行全体を深くコミュニケーションとれる形でやってほしい。真剣に福井銀行さんが現場の意見吸い上げて頑張ってますよというのを聞きたい

(岡田伸常務執行役)
わかりました、そこはもっと聞こえない声に耳を澄ませと、そこから反省の一歩目とか、同じことを繰り返さないとか、確実に踏んでいく、それを、まあ聞かせてほしいということだろう受け止めましたので、私もそうですけど、他のメンバーとも力をあわせて、そういうことをきちっと、地に足つける形でしたいと思ってます

この対話後、書面で追加の回答がありましたが、「意見を真摯に受け止める」等の社交辞令的な内容に終始するものでありました。


他にも皆様のご意見などございましたら、下記メールアドレスまでご連絡おまちしております。

ー 福井銀行・福邦銀行の経営改善を求める会(被害者の会) ー
info@fukui-bank-kaizen.com