【イベント報告】令和5年度衛生研修会を開催しました。
2月28日(水)に、当センターにおいて令和5年度衛生研修会を開催しました。
今年度の研修会では、国立感染症研究所実地疫学研究センターの砂川富正センター長と実地疫学専門家養成コース(FETP)24期生の千葉紘子研究員をお招きし、ご講演をいただきました。
砂川先生には、「新興感染症へのこれからの対応と必要な人材育成」というタイトルでご講演いただきました。
今後起こり得る新興感染症に対応するために、平時から適切なリスク評価ができる人材が地方自治体(衛生研究所や保健所などの感染症部局)に必要であるということ、その人材育成のためにFETPは重要な役割を担っていること等、わかりやすくご講演いただきました。
次に、千葉先生からは「FETP(実地疫学専門家養成コース)での研修を通して」というタイトルで、FETPでの実際の研修の内容をご自身の経験を交えて詳しくご講演いただきました。
最後に、当センターの小和田研究員が、「福井県における感染症発生動向の解析」について報告をしました。
砂川先生、千葉先生、今回はお忙しい中、はるばる福井県まで来ていただき、貴重なご講演をありがとうございました。
3月16日の北陸新幹線敦賀延伸で関東と北陸の行き来がしやすくなりますので、ぜひまたのお越しをお待ちしております!