ブログを通して出来ること
このブログを始めて1カ月以上が経ちました。
このブログはクリニックに来ていただいている患者さんに向けて、診察や治療中には聞けなかった疑問や質問、取り組み方法などを補うために始めました。
そのためできるだけわかりやすく書くように心がけています。とはいえ筆者は文章を書くことがあまり得意ではないため、よくわからない記事もあるかと思います。その点はお許しください。
記事を書いていて色々と気づくことがあります。
気づいたこと①
記事を書いている自分が一番勉強になっているということ
わかりやすく解説をするということは、物事の本質を理解しておく必要があります。この理解が大変です。医療従事者はついわかったように専門用語や略語を使います。実際わかったように振舞っていても理解できていないことはたくさんあります。自分がいかに理解できていなかったかがよくわかりました。そのため記事を書く上で改めて勉強をした部分がほとんどですし、今後患者さんに説明する時はより一層気を付ける必要があると痛感しています。
話はそれますが東京都知事の小池さんが、よく横文字で表現することにも違和感を覚えますが、自分もまさに同じことをしてしまっていると反省しています…
話を戻します。
理解するためにはまず知ることです。その上で理解する。理解することは説明できることにもつながります。説明には表現力も必要です。表現力には語彙力や文章力が必要です。となると色々な力が必要になってきます。
これらの力は記事を書きながらつけていくものであると感じます。
できるからやるのではなく、やるからできるようになるという精神で何事も挑戦し、とりあえずやってみることでできないことを知り、できるように工夫する。生活習慣の見直しも、運動習慣の獲得もリハビリテーションも同じです。
気づいたこと②
患者さんに知識や改善方法、対策などを発信し、届けるのは簡単ではない。
クリニックの患者さんは主に高齢者が多く、スマホやインターネットをサクサク使いこなせる世代ではありません。もちろんサクサク使いこなす方もおられます。
接触機会が減っている今の時期、人とのつながりを支えるインターネットですが、使いこなせない方にとっては距離が遠くなるばかりです。
そのためデジタルだけではなくアナログな方法も検討する必要があります。
コロナ騒動でいろいろなものがデジタルになり、アナログな付き合いやコミュニケーションが少なくなりつつあります。
デジタルでいい部分とアナログで残す部分は分けた方がいいような気がします。
気づいたこと③
他の人が書いているブログがものすごく勉強になる
noteというサイトを使用していますが、クリエイターと呼ばれる、多くの人が記事を書いています。中には有料のものあり、価値はものすごく高いです。
このブログを見たついでに違う人のブログを読むことでとても勉強になります。サイト内で寄り道をしてみるのもいいかもしれません。
さてブログに載せている医療従事者として伝えたいこと、実践しもらいたいことは、すべては患者さんやスタッフ、家族、そして自分のために行っていることです。
ブログを見ていただいた方から、「読みました」とか「勉強になりました」という言葉をかけられるとやっぱりうれしいです。逆にもっとこうした方がいいとか、こんな内容がいいという意見もあり、こちらも答えていかなくてはいけないなという気持ちにもなります。
一人でも多くの人に情報が届いて、あるいは届けて、その人の健康や生活がいい方向へ変化することが何よりも大切です。
ブログというある意味無機質なものに、気持ちを入れることで読む人の気分や行動が変わるかもしれないと思うようになりました。
その変化の一部を少しでも担えるように今後も記事を書いたり、動画を作成したりして貢献していきたいと思います。
自己満足な内容にならないように注意しながら今後も努力してまいります。
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