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生地の買い方 ―計り売りで買う―

計り売りでモノを買うことは、昨今少なくなりました。

ほとんどのものが切り分けられ、パックに詰められ、値段表示されて売っています。
個人的に思い返しても、お総菜やさん、ホームセンターなんかでは計り売り(量り売り)してもらいますが、機会は減ったな~と思います。

手芸屋は、そんな貴重な?計り売り体験ができるお店です。
でも、慣れないと買い物しづらい面もあるかと思います。
店員さんは忙しそうで聞きづらいし、無難にカット布でも買うか~…となることもあるのでは?
そこで、今回は「生地の買い方」について書きます。

どうやって買う?…手芸店での布の買い方

ほとんどの手芸店(実店舗)は、計り売りしている生地やテープ類を、1mあたりの単価で表示しています(※例外あり)。
例えば生地の反物に「1,000円」と表示があったとすると、その生地を1m買えば1000円、0.5m買えば500円…といった具合です。

ネットショップの場合は店舗によって異なります。
50cmあたりの単価だったり、30cmや10cmの場合もあります。
50cmあたり500円の生地なら、1mあたり1000円と同じですね。
ネットショップの場合、1と入力すれば50cm買ったことになり500円、2と入力すれば1m買ったことになり1000円…といった具合です。

計り売りの場合、どれだけの量あたりの価格なのかよく見てから買うことが大切です。

どれくらい買う?…生地幅を理解しよう

生地をどれくらい買えば良いかわからない!という声はよく聞きます。
どのくらいの量の生地を使うかを、「用尺(ようじゃく)」
これは確かに難しいです!
なぜなら、生地はそれぞれに幅が違うからです。

もめん畑の場合、一番多い生地幅は、110cm幅です。
他には90cm、120cm、145cmなどが主な規格ですが、加工で縮んでいたり、生地の幅は本当にそれぞれです。

要注意なのは、計り売りの場合、生地幅をカットすることはできません
「生地幅×長さ」の生地幅は固定、長さのみを指定します。
同じ「1m買う」でも、生地幅によって買える面積は90cm×1mだったり、110cm×1mだったり、145cm×1mだったりすることをまずは理解しましょう。

どれくらい買う?…用尺の出し方

さて、それで、用尺です。
…長くなってきたので、これは次の記事に♪

計り売りは好きなだけ買えるので、必要量がわかれば無駄が出ません。
ぜひ計り売りをマスターして、楽しんでお買い物を!

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