占い依存症を克服した私の末路


#占い師 #恋愛#西洋占星術#オリジナルイラスト

#天職だと感じた瞬間

『彼は私のことが好きですか?
彼はなぜ私に対し、冷たくなったのですか?
ずっと好きだと言っていたのに、
なぜ急に連絡が少なくなったのですか?

今、彼は誰と一緒にいますか?
会社の同僚?それともほかの女性?

それとも、奥さんや子供と一緒ですか?

どうして私といる時間を取ってくれないんですか?
私のどこを好きなんですか?
私、彼に嫌われてますか?
彼は今私にどう思っていますか?』


これは、言葉にしないだけで、
日常を送っていれば頭を駆け巡る言葉ですよね。
誰もが好きな相手に不信感を持ったら、
こんな言葉が頭から離れないと思う。

頭で考えて、でも分からなくてうずくまってしまうけど、
対話しているのは自分自身であって、
答えは自分がおのずと出す。

苦しみが伴うけど、
ちゃんと自分で出せるの。

普通はね。

彼に対して聞けないことを、
彼に聞くのが怖いけど。
見えない、非科学的なことであってもいいから
それが分かるならばと助けを求める人たちは

占い師に彼の気持ちを聞きます。


私は占い師です。
彼の気持ちの代弁者です。
なんか胡散臭く感じてしまいますよね。

何を隠そう、私も10年前、
苦しい恋愛を経験していて
占いに300万を投資したので、
お客様側の苦しみが分かってしまいます。

苦しくてどうしようもなくて、
早く落ち着きたくてそこらじゅうで占ってもらっていました。

車で2時間のところまで毎週通ったり、
あそこが当たると聞けば仕事を休んででも占いに行った。

電話占いも使いました。
手軽だっただけに、布団の中からでも電話したりしてた。

望み通りの答えを言われて落ち着いたかと思えば、
同じ日に違う占い師さんに占ってもらって
望みの言葉を言われなければ、

冷えた手に脂汗を描きながら、
必死で心の麻薬を打ってくれる人を求めた。

止まらなかった、止められなかった。
苦しくて苦しくて。吐きそうになりながら
「もう許してください」とうずくまったこともある。

夜は夢の中で、念願の「死」を達成して
やっと終わった…

と同時に目覚め、生きてることに絶望。

そんな毎日を1年間送っていた。


なので私は、お客様と当時の自分を投影し、
うさん臭くても良いから

彼の代弁者でありたい。
そう思っていただきたい。

そのため、あらゆる占術を学んだ。

タロット、四柱推命、西洋占星術、アストロダイス、ルノルマン。

全ての占術を、1セッションで駆使して、
お客様にこれでもかと情報を伝える。

これだけ展開すれば、どこか一致しているところがある。
という事は、的中するという事になる。

私はお客様にも占いにも誠実でありたい。

まるで彼から聞いてきたかのようなセッションがしたい。
いい加減なことは言わず、

かつて自分の命を救ってくれた占い師さんのように、私はなりたい。


そう願って、この記事を書きました。
読んでいただきありがとうございます。




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