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ありそうで無かった商品は、ある程度知っているものの延長線上。      だから過去へのリスペクトが必要。  知識の集積が必要。         ゆえにセンスは知識から始まる。

あっと驚く売れない企画は、全体の3分の2。
あっと驚くヒット企画みたいなものは、2%程度でしかない。
光っている企画が、必ずしも売れる企画となるわけではない。社会が認める企画が、ちゃんと売れる企画。
新しいものは過去のものと照らし合わせてみている。

見たことも聞いたこともないものなど、何がいいんだか分からない。
見たことも聞いたこともないものは売れない。
ポカリスエットも当初はまったく売れなかった。オーナー企業のオーナーが周知を惜しまずに売れるまで売ったから売れた。市場調査みたいに売れるであろうものを求めたら、却下されてしまっていたもの。 

新しいものとは、「過去のものと照らし合わせてみて」新しいものである。
ほとんどは 誰でも見たことがあるものの先にあるもの。
ありそうで無かった商品は、ある程度知っているものの延長線上。

だから過去へのリスペクトが必要。知識の集積が必要。
ゆえにセンスは知識から始まる。

【 読書アウトプット 
  『センスは知識から始まる』水野学著   apr 2014 】


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