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出穂に想う

夕方、長男と後ろの田のヒエを取っていたら
稲の穂が出ているのを見つけました。

穂が出ることを
出穂(しゆっすい)といいます。

その時は、1株だけでしたが
翌日の晴天で次々と出てきました。

穂を見ていると
ありがたいな、という気持ちになります。

田んぼはずっと感謝の連続。

田植えができたら感謝。

根付いたら感謝。

雨が降ったら感謝。

気持ち良く晴れたら感謝。

穂が出たら感謝。

「嬉しい」よりも
「ありがとう」という気持ち

私たちが手がけているものは

自分たちの力では
どうにもならないものが多くて

一生懸命できることをして
あとはお任せする

自然のことは特にだけど
自然のことだけではなくて
みんなそうかも

「いろんなことが相まって」

そうなる

ずっと先を見ながら
今できることをする

毎日ってそんな感じ。

ヒエを取る時間は
ゆっくりと
色んなことを考える時間でもあったりします。

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