藤井風style part3
もう書かんでも良いかなと思ったstyle
あまりに見事すぎてやっぱり残していこうと思う
まずはパナスタの時のstyle
ちょうどインドから戻ってからのライブ
座禅を組んで登場のイメージからこのスタイリングになった模様
仏像っぽい
そして今回の紅白で
「死ぬのがいいわ」の衣装は見事だった
紅白だけでなくあらゆるものに分け隔てない
性別も関係ない中世的
コンセプトがLGBTQっぽいなあと思った
袴のようでもありスカートにもみえる
これまで太めのパンツの裾は絞ってあるのが多かった
どっちかというと足が長くはみえないパターン
このシルエットは珍しいけど結構気に入ってるようにみえた
歌舞伎の女形もいけるいきおい
シャツはヨウジヤマモト
これに武将が矢を放つときの胸当て(?)っぽい形にも似ている
とてもよく考えてある
この不思議な服、紅白にはしっくりくる
ギタリストを下からすがるように見上げる視線
根っからの表現者に演出とわかっているのにドキっとした
LAAT. 何なんwのstyleシリーズ
良くセレクトして来てくれたと思う
たくさんの中から本人もこいつに決めたと選んだんだな
これから温かい春だし
インドっぽい緩いのと
こういうきちんとしたシルエットの絶妙なバランス
それも日本の着物の古布を手仕事で刺し子してパッチワークしたあと
染めてあるという手の込んだもので
KUONというブランド
古いものと新しいもの
アップサイクルで新しい生命を吹き込む
そのコンセプトがバランスにこだわる彼にぴったりだなぁと思った
そしてなんだかチームの雰囲気も似ている
アパレルに少し関わっていた頃、
大好きだった45RPMやOKURA、ハリラン、ネペンテス、、、
藍染や刺し子、絣や織物
多国籍な雰囲気ながら
昔からの技法をその時代の風にのせて拘りながら軽やかに展開されていて
ワクワクして見せてもらっていた
今の仕事には直接関係ないけれど
今もその時のつながりで地元の染物やさんから事業所に
ワークシェアでお仕事を発注受けたりしている
今この時代のアパレルはこういう人たちが
どんどん世界で認められていくのが気持ち良い
このゴワゴワのデニムが岡山・倉敷ジーンズだったりしたらうれしいな
そこらへんのを着てきましたくらいの
普通のシャツとか普通のジャケットとか着てるときも際立っているけれど
こんなもの見せられると、参りましたと言うしかないな
このところの私服も結構良いもの着とるしな
上質なものを着こなすのにもう何の抵抗も無さそうなのが
ちょっとばっかりさみしいけどいいんだいいんだそれで
チームのスタイリストさんたちに拍手
(もっと若かったらどうにかして入りたい)