自作ギターの製作話7 〜ブリッジの取り付けと外観〜
いよいよパーツが出揃ったところまできたのが前回までの話でした。
ここからパーツを組み込み、中の回路を作っていく工程に入ります。
まず取り掛かったのはブリッジです。
↑取り付け後の写真
写真で見るとすんなりハマっているように見えますが木工加工の工程で1番苦労したのがこのブリッジです。
このボディがストラトキャスタータイプでしかも2000円で買えるようなボディですから当然Gotoh製のブリッジなんて載っていなかったと思われます。
(ブリッジで1万円近くする訳ですから下手したら少し足せば入門ギターが買えてしまいます)
というわけで穴の大きさや位置が違うので当然こうなります↓
ネックの加工時と同じ作業です。
穴を埋めて再度穴を開け直します。
これが取り付けたブリッジの型番ですね。
先ほど木工加工の工程で1番苦労したと書きました。
あまりに加工が大変だったので写真を撮る余裕が無く残っていないのですが、
ブリッジの6つの穴の深さや幅が全然合わず何度も調整が続きました。
しかもブリッジの角度がネックに対して斜めにズレてしまったら弦がまっすぐ張れない事になります。
慎重になんども加工を進めていきましたが恐らくこの部分だけで3日ぐらいかかっています。
(作業は夜中だけです。)
↑先程の写真、よく見るとネジがはめられていない箇所があったりネジの高さがまばら
長時間の格闘の末なんとな取り付けが終わりました。
そして裏側に、
スプリングの取り付けです。
使ったスプリングは、
ESP Custom Labの柔らかいスプリングです。
(新聞の「第一志望は、ゆずれない」がなんかギター製作とシンクロしてじわります。)
これは5本張っても通常のスプリング3本と変わらないぐらいの張力となっています。
アーミングを多用する僕はアームが使えるギターは必ずこれに交換します。
ちなみに家にストックしてあったので今回のパーツ代には換算していません。
こうしてとりあえず外観が完成しました。
最初の方で少し触れましたがピックガードを何も考えずにSSHの形というだけで買ったのでピックガードも穴を埋めて開け直しています。
ネジ数が多く何度もズレが生じてしまいボディもやり直しを数回繰り返してしまいました。
しかし!
そんな苦労を忘れるぐらいで見た目がギターの形になりこの時テンションがめちゃくちゃ上がってました。
このあと配線が全くできず、ある方に助け舟をお願いするとはつゆ知らず、、、。
パーツ代:
ネック 1000円
ボディ 2000円
ピックガード 500円
ピックアップ 24500円
ブリッジ 6800円
ポット×3 2100円
ノブ×3 450円
ピックアップセレクター 1700円
ジャック 800円
雑費:
xotic oil gel 1000円
穴埋め木の棒 300円
配線材 200円
合計:41350円
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