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自作ギターの製作話5 〜ピックアップとブリッジを購入〜

ネックとボディの加工をして無事にネックがつけられるようになったのが前回の話でした。


ネックとボディを加工する傍らピックアップとブリッジ、ペグの選定を考えていきます。


もともとSuhrのギターを買おうと思っていた事からもピックアップはSuhrにしようと考えていました。

(リンディーフレーリンやベアナックルなども一瞬迷いましたが、、、)


Suhrのピックアップと一言で言っても種類もたくさんあるのですが、フロントとセンターはMLと最初から決めていました。

所有しているSuhrはV60が3発搭載されていてこれがノイズも少なく音も太いので大好きなのですが、せっかくならマイケル・ランドウの名前がついているピックアップを試してみたいなと思っていてMLを選択。

↑これが所有SuhrのV60


迷ったのはリアに搭載するハムバッカーです。


結果からお話しするとSSH+という割と高出力なピックアップを取り付けたのですが、当初はThornbuckerの搭載を考えていました。


Suhrのピックアップの中でも評価が高くいわゆるビンテージPAFを再現したと言われるピックアップです。


しかしながらSuhrの公表データを見ると出力がそんなに高い訳でもなくネットの評価では「良いピックアップだがメタルやハードロックなどを演奏するには輪郭がぼやけて使いづらい」という評価も発見。

多くのレビューに「クランチが良い」というのが寄せられていた事からも激しい歪みには向いていないのかなぁと思い迷いが生じました。


こればかりは取り付けてみないと分からないですからね、、。


そんな時にオークションサイトを見ているとSuhrのSSH+のリア用が6500円で売りに出されているのを発見。


SSH+を調べてみると公表データ上も出力はThornbuckerの約1.5倍ぐらい。


レビューを見てもハードロック系の人には好評なピックアップでした。

そもそもリアをハムバッカーにしたい理由は激しい歪みにも対応できるようにする為という当初の目的があったので、Thornbuckerが出てくるまで待つか迷いましたがここは運命だと思い思いきって購入。

↑SuhrのSSH+(実はケースに見える53mmが後々重要になってきます)


残念ながらMLに関してはオークションサイトでもフリマサイトでも見つからず某楽器通販サイトで購入しました。

これが一つ9000円ぐらいだったのでフロントとセンターで18000円ぐらいとなりました。


なのでピックアップだけで合計額24500円と予算の約半分を占めてしまいました。


しかしながら初めからピックアップに高い比重を置く事は決めていたので仕方がないかなと割り切る事にしました。



さて次はブリッジです。ブリッジはGotoh製を狙っていました。


ここで困った事に一見同じに見えるGotoh製のブリッジと言っても種類が沢山ある事をここで知ります。


・2点留めなのか6点留めなのか?
・弦間ピッチはどれにする?
・サドルのタイプは?


見た目同じ形のブリッジなのに選択肢が広く、しかも何を選べば正解なのかが分かりません。


とりあえずボディのブリッジ穴が6箇所に空いているので6点留めを買おうというのは決めました。

サドルタイプはフェンダータイプではないやつがなんとなくいいなぁと考えていました。


弦間ピッチに関してははっきり言って正解が分かりませんでした。

調べてみると10.5と10.8でもかなり弾き心地に差があるのだとか、、、。


しかし、弦間が変わるという事はネック幅とも関係してくるのだろうか?

全然指板と合わなかったらどうしようか?


などと悩んでいたのですが、たまたまフリマサイトにGotohの510T-FE2というブリッジが6800円で売り出されていました。


6点留めで弦間ピッチが10.8mm、サドルはフェンダータイプではないやつ、、、


うーん、、、、


ええい!なるがままよ!(^^;)



という訳でポチってしまいました(笑)


まぁダメだったらまた買い直そう、、、予算オーバーするかもだけど、、、。


そんな気持ちで半ばやけくそになり買ってしまいました、、。

↑半ばやけくそで買ったブリッジ


さて、次にペグですが。

ペグに関しては最初にも話していた通りストリングスガイドを付けないようにしたいのでGotohのHAPというポストの高さを変えられるやつ1択しかありません。


この時フリマサイトでも見つけていたのですが値段が新品より少し安いぐらい、、、。


どうしようかなぁ、、、これなら新品で買った方が、、。


でもポチっちゃおうかなぁなんて悩んでいた僕ですが、実はこの時危うく大きなミスを冒すところでした。


ペグというのは大きく分けてクルーソンタイプとロトマチックタイプに分かれていて取り付けのネジ穴の位置が違うのです。


この時たまたまネットサーフィンしていたら秋葉原にギターパーツ専門店があるという事を知り、そのお店に見に行ってから決めようと買うのをやめていたのですが後々調べてみると、


僕の購入したネックはロトマチックタイプを装着できるものだったのですがフリマサイトで見ていたペグはクルーソンタイプのものでした、、。

↑ロトマチックタイプ

↑クルーソンタイプ。全然ネジ穴の位置が違いますね。


あとでこの事実を知りホッとするのですが今思えば8000円ぐらいをドブに捨てるところでした。

そんな訳でピックアップ、ブリッジを購入し送られてくるまでに秋葉原にペグを見に行こうと決めたのでした。



パーツ代:
ネック 1000円
ボディ 2000円
ピックガード 500円
ピックアップ 24500円
ブリッジ 6800円

雑費:
xotic oil gel 1000円
穴埋め木の棒 300円

合計:36100円


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