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流行りのオールドコンデジってヤツ

Canon IXY DIGITAL 700というコンデジ。
20年くらい前のカメラである。
これを最近気に入って良く使っている。
一昨年くらいからだろうか古いコンデジが流行っている。今のスマホで撮れる素晴らしく綺麗だけど処理が効きまくってCG画像みたいなあるいはAI生成画像みたいな写真へのカウンターカルチャーなんだと思う。
それに関しては僕も共感する。
しかし改めてこの時代のデジタルカメラを使ってみるとかなり良い写真が撮れるのである。今は亡きCCDセンサーだということもあるだろうし、この時代各カメラメーカーが本気で作っているレンズの性能も結構大したもんだということもあるだろう。
まあとにかく良い写真が撮れるのである。
もちろん性能的には暗所は全然ダメだし、画素数を言えばわずか700万画素である。3000ピクセルくらいの大きさだ。
それでも大体の用途には実は充分だし実は画素数など後からどうにでもなる(場合が多い)。

まあとにかく気に入って最近はこれをEDC(Everyday cary)カメラとして使っている。

写りは充分気に入っているが外観はあまり好きでは無い。

こんなカメラである。もう少しカッコ良くしたい。



というわけで、ちょっとカスタムした。



どうですか。カメラらしさとモダンとハイテクが入り混じったこの風情。革風にしないでカーボン調にしたところが大事なポイント。
とても小さいけど光学レンジファインダーがあるのがこのカメラの美点。
大好きなフィルム CineStill 800Tが装填されたカメラへのオマージュ。このフィルム今は一本四千円くらいするのでおいそれと常用できないがこれなら気軽に使える笑笑

どうだろう。
いきおいカッコよさ10倍増しじゃないだろうか。
カーボン調カッティングシートを張り込んだだけだ。

背面液晶は壊れてて映らないので同じくカーボンシートを張り込んで大好きなフィルムの箱のフタを切り取ったものを貼り付けた。
フィルムカメラの裏蓋に現在装填中のフィルムの箱のフタを貼り付けるいにしえの習慣をオマージュしたものだ。フジフイルムX-PRO 3みたいなもの。(ちょっと違う笑)。
背面液晶はどうせ見ないし、普段ノーファインダーで撮ったりだし、それにこのカメラは小さいながら光学式のレンジファインダーが付いてるのだ。撮影にあたってはなんの問題もない。そしてプレビューなど見もせず後でパソコンやiPhoneや iPadに取り込んで初めて見る、という事が多いからこれもまた問題は無い。

デジタルカメラとフィルムカメラの中間みたいなもんである。
これで外観含めてなかなかカッコよくて素敵なカメラの完成である。

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