縁

長年一緒に仕事を頑張ってきてくれた仲間が結婚した
もしかしたら彼は結婚することはないのかと
諦めと不安があったし悩むこともあった
でも、それぞれの生き方は周りではどうしようもない
だけど幸せを手に入れた
一度会社を辞めて違う会社で働いた
しかも熊本
しばらくして大阪に帰ってくることになり何社か悩んだけどまた一緒に働くことになった
熊本で働いた時の職場の仲間と長い間友達付き合いしたけど縁とはほんとに不思議なもので
突然距離が近づいて結婚することになったのだそれはつまり結婚するための縁だったし、熊本へは縁を繋ぎに行ったことになる

色々あっても時間が掛かっても
『縁』とはそんなものだと思う
そしてそれは直ぐに分かるものではなく
後になってからしか分からない

長年一緒に働いた仲間だけにとても嬉しい
そして長年一緒に働いた仲間の最後の結婚

なんとなく
自分の仕事？が終わった気がした
最後の責任を果たしたような…
無意識に張り詰めてた何かがなくなった

あとは子供達の成長を見届ける
１つずつ色んなことが終わっていく

彼の結婚もその奥様も
これからの子供達の成長も

ずっと一緒に見届けたかった

ぼくたちは幸せの途中で終わってしまった
『縁』

幸せになるまでが縁の全てではない
終わりのときが来ることも含めてが
『縁』だと知った

嬉しいことも
寂しい
これからもずっと