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庭。

今日は朝から、Big Picture 2039のつくり方をつくるために、ある庭を描いている。雨なので集中できるし、たのしい。


庭は、住宅や施設の敷地内に設けられた、建造物のない広場だ。木や草花を植えたり、石や池などを配して花壇として住民の安らぎや慰みとして利用されることが多い。またもっと実用的に、倉庫が置かれたり、三輪車が放置されたり、物干し台が設置されたり、ちいさな家の中では果たすことの出来ない生活上の様々な用途に活用されている。さらに街全体の中での機能として、一戸建て住宅の庭は、隣家との間を生垣やコンクリートブロックの塀で囲み、個人の私有地を形成する役割もある。


詰まるところ、


庭は、余白である。
庭は、芸術作品でもある。
庭は、作業場でもある。
庭は、縄張りでもある。


ということは、


庭は、不必要な空間とも言える。
庭は、非日常を味わう場とも言える。
庭は、資本(生産手段)とも言える。
庭は、誰かによって占有されている土地とも言える。


では、


ぼくら人類が皆、無料で働き出した時に庭の形態はどう変化し得るのか。
ぼくら人類が皆、一人分の暮らしをはじめた時に庭のあり様は如何なるか。
ぼくら人類が皆、困ったら皆に助けを求めるようになった時の庭はどんな風か。


身の回りの庭をよく観察し、絵に表し、現代の庭の成り立ちを理解することで、より素晴らしい(矛盾のない)未来に於ける庭をデザインして見せることができる。


ここに、ぼくがこの「Big Picture 2039」を描き続ける巨大な意義がある。


今日も、ぼくが「自分たちにとって最も価値がある」と思える仕事に集中する環境を与えていただいていることに、心から感謝です。


金銭的に支援してくださっているみなさん、リサーチや仕組み化を一緒に進めてくださっているみなさん、力強いメッセージで応援してくださる皆さん、本当に、本当に、ありがとうございます。



ぼくの働き方に共感し金銭的に応援してくださる方々を募集しています。


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