教える系の事業をしている人へ。デザイナーが経営者の横で見てきた成功と失敗のパターン。
見えない商品を見える化することがぼくらデザイナーの仕事でもあるので、コンサルタントとか研修講師とか講演家とかいった教える系の社長様たちからデザインのご相談をいただくことが多い。デザイナー福田です。
今回は、今までぼくが出逢ってきたたくさんの「教える系社長」の中で、めちゃくちゃ稼いでいる人と、ぜんぜん稼いでいない人との違いがわかってきたのでシェアしたいと思います。
「教える系」の方々の参考に少しでもなれば幸いです。
教えに価値が付くということ。
「教えを乞う」という言葉がありますが、教えは乞われてはじめて価値になります。
乞うとは「何かをしてくれるよう/与えてくれるよう相手に求める」こと。この「乞うこと」なしに、教えは成立しません。
教えるのは、乞われてから。です。
稼いでいる人はこう言った。
なので、教える系の事業でめちゃくちゃ結果を出している人は、サービス(教えること)をどうデザインするとかいうことよりも、「教えを乞われる状況をデザインする」ことに集中していました。もっと言うと、「どうしたらあなたみたいな結果を出せるんですか?」と訊かれる状態をデザインすること。見本となることを目指していたんです。
何を教えるかとか、誰に教えるかとか、どうやって教えるかは、乞われた後に自然と決まってきた。と、めちゃくちゃ稼いでいる教える系社長は言います。自分で決めることじゃない。と。
かっけー。
稼いでない人はこう言った。
一方、ぜんぜん稼いでない教える系社長は、そもそも自分が結果を出していない。または、結果を出しているけどその事実を表に出していない。というパターンが多く、マーケティングリサーチとかセールスとかサービスデザインとか、そういうことに注力していたように思います。
当然、そもそも乞われてないので教え自体の社会的価値はゼロ。結果、稼げていないという状況が出来上がっているように見えました。
だせー。
結論。
教える系の事業で稼ぐには、
まず、教えを乞われる状況をデザインすること。
です。
目先の売上よりも「どうすればあなたみたいな結果を出せるんですか?」という”質問"を獲得することに集中する方が、利益が出る。
じゃあどうやってその状態をデザインするの?の研究結果は、ここで書くと長くなりすぎるので、無料グループページに書いてます。詳しく知りたい方はお気軽にこちらから。
→現状維新デザイン研究所