とある底辺高校にて
うちの家族で初の高卒
9浪はまいさんのこのツイート↓が6.8万いいね。
すごいね。9浪もする人はやはり違う。
これにリプしたぼくのツイート↓も、桁が違うとはいえ255いいねという多さ。
いいねしてる人は、ぼくのフォロワーじゃない人が大半だわ。
そこで、ここで書いた「家族で初めて高卒が出る予定だったのに!」と怒鳴り込まれたという話を載せてみよう。ぼくが昔書いた『教育格差絶望社会』という本から。
・・・と思って本を見てみたら、その話は載ってませんでした(;^ω^)
そうだわ、そこの校長にチェックしてもらったら、特定されちゃうからその話は削除してくれって言われたんだった。一番インパクトある話を泣く泣く削除したという。
というわけで、その話は載ってないけど、とある底辺高校に行って、そこの校長先生に聞いた話です。
* * * * *
歯磨きを教えられたことがない高校生
H校長はこの高校に赴任した当初、生徒の様子には驚くことばかりだったという。
「身体測定などできないんですよ。ちゃんと並んで自分の番を待ってるってことができないんです。何かを頼もうとしても、まったく当てにならない。
歯科検診のあと、言われたんです。歯を磨かせてくださいって。生徒たちは検診の前にも平気でポテトチップスを食べてるんですね。なんでもこの高校は、虫歯や歯の病気が平均的な高校生の2倍だったそうです。小さいころからきちんと歯を磨くという習慣がないんですよ。それからは歯を磨けとしょっちゅう声をかけて、ようやく1割減りました」
最初のうちは授業中でも、生徒がジュースを飲んだりスナック菓子を食べたりするのは当たり前だった。それは中学時代にすでに始まっていたのだろう。誰からも叱られることなく、ほったらかしにされて育ったら、こういうふうになるということか。
性関係はどうなのだろう。高校生の学力と性行動への活発さには高い相関性があるという。単純にいってしまうなら、マジメに勉強している高校ほど乱れた生徒は少なくなるということだ。
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