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10年ぶりに現れた文章が上手い人は?

昨日、「麻雀勢はなぜ文章が上手いのか?」という記事を書いて思い出したこと。

老人の昔話は嫌われるらしいけど、そんなことは知らねー、若いころの思い出話となる。

俺が若いころの麻雀漫画誌業界では、才能ある2ヘッドはバビィ、どいーんの2人とされていた。文章にしろ、闘牌シーンにしろ。

俺はどいーんとは仲良くて、よく世間話をしてた。
彼はよく言ってた。

なぜ麻雀界にはすっきりした文章を書くやつが出てこないんだ?
将棋だって、競馬だって、文章が上手いやつはいっぱいいるだろ。
なぜ麻雀界だけ駄目なのか不思議だよな。

彼はバビィのことは認めてた。

なぜ馬場以外はすっきりした文章を書くやつが一人もいないんだ?

よくそんな話をしてた。

そんな彼が10年ぶりに認める人が現れた。

ようやく現れたよ。
すっきりした文章を書くやつが。
馬場以来だから10年ぶりだ。

それはプロ連盟の若手・黒木さんのことだった。
まだバビロンズという会社は存在してなかった。

俺はすでに近麻でいっぱい原稿を書いてたけど、どいーん的には、すっきりした文章は書けない勢の一員にすぎなかったらしい。
悔しいけど、そう評価されてる以上はしょうがない。

実際、若き黒木さんの文章は良かった。
生き生きしてるというか、赤裸々というか、素直すぎるというか、真似できないものがあった。

という時代もあったことを思い出した。

つまりですな、「麻雀勢はなぜ文章が上手いのか?」も「麻雀勢はなぜ文章が下手なのか?」も、ほとんど気のせいなのかもしれんね( ゚д゚)ウム

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