大人の趣味の難しさ
昨日、ジャズダンスのレッスン中に階段を1段上がった気がする。
1年以上前から先生に言われてて、さっぱりわかんねーなーと思ってたことが突然わかり、できるようになった。
具体的に言うと、片足つま先立ちしてるとき、つま先立ちだからバランスを取るのが難しいんだけど、脇を使ってバランスを取る。
ジャズやバレエでは、こんなふう↓に片足つま先立ちする。
そのときバランスを取るには、二の腕(脇)で地面を押す感じだとコツをいつも説明されてたけど、ちっともわからなかった。
それがいきなりできるようになった。そしてバランスが急に取れるようになった。これは回転系に影響が大きいはずだから、これから回転系が上手くなるかも。
どんな分野でも、ある日突然、階段を上がるんだよな。
俺はダンスは適性ないのになぜかハマってしまったと思ってきた。身体に柔軟性ないし、音に乗って動くとか一番苦手なことだし。
得意なのはパワーとスタミナなので。
でも、もしかしたら多少は適性があるのかもね。というのは、何より重要なのは持続できることだから。
普通は飽きてしまう。まあ止める理由は様々だと思うけど、ずっと続けられるって一番の才能なんじゃないか。
そして向上心を持てること。大人の趣味って惰性との戦いだから。
大昔、フリー雀荘で従業員のバイトをしてたとき、客のオッサンたちで麻雀が上手くなる人が皆無だったことは衝撃的だった。ほんと上手くなった人は一人もいなかったし、その一方で若者はみんな上達してた。日本企業が新卒採用にこだわる理由をフリー雀荘で見たわ。
大人の趣味ってそんなもんだ。
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