
【Mリーグ】丸山奏子の初陣チェック どんな麻雀を打ったのか 育成採用は成功しているのか
はからずも最高のドラマだった
昨日、Mリーガー29人の中で一人だけ一度も打ってなかったドリブンズの丸山の初戦があった。
それが素晴らしいドラマだった。
・育成採用されたまだ2年目の25歳女性プロ。
・相手は去年の1位、2位、3位のボスキャラ。
・序盤はリードしてトップ目に。
・そこからラス目まで落とされる。
・オーラスにいい手が入るが実らず。
・その次局に今度こその爆裂手が入る。
・リーチ後、3位から出た当たり牌を見逃した。
・最後のツモで逆転トップ。
本当に素晴らしいドラマだったわ。
控室に帰ってきたときのこの映像↓には、サイコパスの俺すらも涙腺ウルって感じだった。
丸山の帰還。
— 赤坂ドリブンズ (@AkasakaDrivens) October 29, 2019
インタビューでは我慢したものの、クラブハウスにきて溢れ出しました。
泣きながらもしっかりとオーラスを振り返るさまは、大物の予感を感じさせます。#トップ取りたかったんだもん pic.twitter.com/a66tLNkMkH
どんな対局だったのかは、やや長いけど、このzeRoさんのレポ↓を読むと非常によくわかる。
「不安材料」が「希望の星」 に
— キンマweb (@kinmaweb) October 29, 2019
変わった一日。丸山奏子、
奇跡のジャイアントキリング!
【熱論!Mリーグ】担当記者:ZERO
https://t.co/OfCse4Dla0 #キンマweb #Mリーグ #丸山奏子 #赤坂ドリブンズ #多井隆晴 #佐々木寿人 ...
この一戦を雀ゴロKも取り上げてる↓
今日の最新記事
— 喜多龍司@麻雀Bucks (@janngoroK) October 29, 2019
「Mリーグの麻雀プロの打牌を検証していこう10月29日~丸山プロのデビュー戦を追う+園田プロの今期の迷走~」
をnoteにアップしてます。丸山プロデビュー戦、いい試合でしたね。見逃しかける度胸凄すぎ。https://t.co/eJEsU5LOYS pic.twitter.com/Am8IFIcYzV
なので重なる部分は書かず、他の人は扱ってない観点や意見が違う部分だけ取り上げていこう。
彼女の育成方法
彼女の育成方法について越山監督に聞いたことあるんだわ。
毎日レポート提出を義務づけられている。
去年のMリーグの映像を観て、ドリブンズの3人のすべての打牌について、それを切ったのはどういう理由か、すべてを説明する。
違ってたり理由が不足した場合には、3人から指導が入る。
給料をもらって勉強してる立場だから教える側も遠慮がなく、提出が遅れるとすぐ罵声を浴びる。
熱闘!Mリーグ↓では1日10時間以上の勉強ってされてる。
ドリブンズからすると、今の女流は弱すぎる。
麻雀プロの強者100人を選んだときに、そこに女性が何人入るのか。
彼女を短期間で女流最強にしてみせる。
その育成システムがドリブンズのコンテンツになる。
まずほどほどの強さ(女流の上位とか)になってから、さらに上を目指そうという方針じゃ駄目なんだって。
いきなり最強水準に向かわないと。
これは俺にはわからない領域だった。
俺はA級ミスをどこまで減らせるか主義で、凡庸の固まりだから(==)ウム
普通の人はかならずその人の個性があるけど、彼女にそれは許されてない。
そーゆーのは強くなってから言えと。
昨日の一戦を見ただけでも、それは感じられた。
序盤の切り順が凡庸じゃない。
字→19→真ん中でもなく、19→字→真ん中でもない。
常にケースバイケース。
完璧主義のソノケンにいつも怒鳴られてる感じで、凡庸な序盤手順は許されないんだろう。
Mリーガーにも序盤(1~3巡目)手順は甘い人がけっこういる。
丸山はすべての打牌を考えろって要求されてるから、そんな甘えは許されてないんだよね。
これまで、「個性なんて強くなってから言え」という教え方をされたプロっているのかね?
雀鬼流しか思い当たらない。
面白いコンテンツだわ。
さて、それでは実戦の内容に入っていこう。
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?