鹿児島雀ゴロの憂鬱
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鹿児島在住の雀ゴロから苦情の電話がかかってきた。
「なんてことしてくれんだよ! 毎月7~8万は勝ってたのに、おたくの雑誌の特集が始まって、それが半減したじゃねーか!」
どういうことなのか聞いてみると、いつも行ってるフリー雀荘で、客たちが急にカンチャン即リーを始めたという。それが「近代麻雀オリジナル」の特集「カンチャン即リー最強理論」の影響だというのだ。
「俺が行ってる店はナシナシ※だから、カンチャンでも即リーするかどうかでスピードが決まる。それまでは俺くらいしか即リーしてなかったのに、今では50歳のおっちゃんまで 即リーしやがるんだ。そのせいで俺のアガリ率が激減したわ」
※ナシナシ=クイタン・先づけなし
そのオッサンまで本誌を読んでくれていると?
「おっちゃんに『なんやその穴待ちは』って聞いてみたら、「これが今はやりなんやで」と言うてたから、他の若い客の影響じゃねーか。
カンチャン即リーはナシナシで最大の効果を発揮したようだ。ところで、毎月7~8万勝ちって雀ゴロが本業なわけではないですよね?
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