うっちーパワハラ事件からわかる渋皮の弱点は？

うっちーパワハラ事件とは？

だいぶ前のことになるんだけど、3/3のMリーグレギュラー終盤、うっちーパワハラ事件と呼ばれるものが起きた。サクラナイツの控室配信のコメ欄は過去一荒れた。

まず、パワハラ事件を紹介しよう。

Mリーグ　レギュラー終盤戦　ラウンド 168　2023/03/03 (金)　第二試合

この試合、渋皮は箱下３万点という大敗を喫した。第１試合で岡田さんがトップを取ったのに、それと合わせてもマイナス30ptとなる大敗だった。コツコツ勝ってきたのに、一気に帳消しに。

控室でその試合を見てたうっちーが、ラスはしょうがないけど、そこからなぜ箱下３万までいくんだよ？と渋皮の打ち方を批判。さらに控室に戻ってきた渋皮に対して、きつく詰めた（と一部のファンには見えた）。

うっちーの渋皮への物言いはパワハラではないかと控室配信のコメ欄は過去一燃えた。

これ↓がその日の控室配信だ。

まずこの試合、渋皮は瀬戸熊さんにインパチを放銃。それは仕方なかったとみんな認めてる。

だがそのあと、渋皮の麻雀が過去一悪かったと堀ぴょんがみなした局があった。その局の話が中心になる。

控室動画から、うっちー、堀の発言を拾ってみよう。

まず、渋皮が帰ってくる前。

うっちー「トップラスマイナスは渋だけだから。素点がでかすぎるのよ」（ラスはラスでも大沈みのラスをよく引くの意味）。

うっちー「素点なくなった後に、かわしにいかないもんね」

うっちー「超大振りになって、どんどんやられるだけになっちゃうからね。この前とまったく同じじゃんこれ。マイナス１万点に収めりゃなんとかなるのにな」

堀「一局とんでもない局があったね。あれはマジでヤバい。渋史上ワーストプレイが出てましたね」

うっちー「点数なくなってからの戦い方が悪すぎるのよ。受け入れりゃいいじゃん。ラスをね」

堀「わははは、渋は育成枠というコメント」

一同爆笑。

うっちー「雀王だ雀王。うちの(笑)。やめてくれ(笑)」

うっちー「これめっちゃ厳しいこと言ってるんだけど、なんでかっていうと、渋が後で見るからだよ。楽屋のやつって後で見るから、みんな。チームメイトじゃなきゃ言わないから。反省するとこちゃんと反省してってだけだから」

うっちー「まぁけどなあ、残り10何戦ってとこでやっちゃいかんよなあ。50戦のときだったらいいけど。雀王だしな。ちゃんとマイナスを守るとき守らないと」

うっちー「今日だってラスだけならいいって本心だよね。いやほんとよ。ラスだけならうちは通過だからね。これでまた落ちる可能性出てきたから。半分で抑えてくれりゃあ全然違うんだからさ」

ここで渋が控室に帰ってきた。

うっちー「どの局が一番ヤバかった？」
渋「一番悲しかったのはインパチ打った局ですね」
うっちー「内容がヤバかったのは？」
渋「ぼく的にはそんな変な…」
堀「マジヤバい局あったよ？　１局」
渋「ヤバい局あった？」
堀「ヤバい局あった」
渋「南１？」
堀「３６ｐ６９ｐの１シャンテンを…」
渋「あー南１ね」
堀「打点を見て４ｐ５ｐを切ったのに、赤５ｍに６ｍくっついて、あれ７ｐ８ｐ行かないと話がおかしいでしょ」
渋「点棒がなくて…」
堀「打点を見てあーしたのにさ、しかも1300と2600なんてどうでもいいじゃん」
渋「どうでもいい」
堀「2600と5200の違いになったのにさ、その瞬間に１ｓっておかしくない？」
渋「なんかあれはもう日和ってた。もう点棒なさすぎてー」
堀「あれおかしいと思ったけどね普通に」
渋「これを2600を5200にしたところで、何かいいことあるのかなってなって」
堀「それを言ったら最初の…」
渋「最初１ｓ２ｓ行こうかと思ったけど、二度受けで嫌だからちょっと…」
堀「二度受けでもさすがにペン３ｓとのシャンテンじゃあさー」
渋「点棒があまりに上が遠すぎて、もう流すことのほうが偉いのかなーと」
堀「あの局はすごい違和感あったけどね」
渋「上を見れるわけでもない。2600が5200になったところで…、でもちょっとは打点を見たいみたいな」
堀「どっちなんよ？みたいな感じになってたから」
渋「不思議な気持ちだったんですよ。あの局なんか自分でもね、なんか俺、何点目指してるんだろう？　上が遠すぎて、これ意味あるのか？ってなって、打点を追う」

ここらへんまで、うっちーは会話に参加せず傍観していた。

渋の言ってることが亜樹ちゃんみたいになってるな。亜樹ちゃんはかわいいからそのベールを通して受け取ってしまうけど、内容を整理すると、いつも「Aもあった、Bもあった、Cもあった、難しかったですね」しか言わない。じゃああなたはAとBとCのどれが正しいと思ってるか？という統一的な観点がねーんだよな。で、ほとんどの場合、一番守備寄りで保守的な選択をする。

渋の言い分は負けすぎてフラフラになってる人の意見だ。

ちょっと詳しく書きすぎてるな。ここから先は控室配信を見てみてください。パワハラと言われたのは、ここから先のうっちーの渋皮への言い方なんだと思う。開始時間を合わせてあります↓

パワハラだったか？

まずね、うっちーと堀が言ってることはすべて正しいよ。単純に渋皮のミスだ。

ただし、うっちー堀ともに一貫性という観点から語ってて、渋皮の麻雀観には一貫性という概念はないから会話がかみ合ってない。うっちーや堀が言ってることが渋皮に伝わってる感じがしない。

あとね、うっちーは見た目はかっこいいけど、中身はふつうにオッサンだ（44歳）。だからオッサン的な言い方がパワハラ的に見えたんだね。

福地さーん、僕まだ42！
昭和56年

— 内川幸太郎🌸 (@kotarouchikawa) July 10, 2023

42歳だとご本人様から指摘が入りました。すいません。ただし、中身はけっこうオッサンだよなというぼくの印象は変わらないということで、文章はそのままで。