ネット雀士風のにーちゃんに押されつつ
またも「部室」へ
ダンス帰りに新宿で下車。
一緒に帰ってくるダンスのダチに「あー、ヤバい、降りちまった」と言ったら、「まだ電車いるよ」と言われた。俺が雀荘に行くとわかってて、緊急事態宣言下によーやるよと思ってるんだわ。
「んー、いやいやいや」とわけわからん返事をしつつ、まずコンビニへ。
緊急事態宣言のせいで飯屋はすべて閉まってるので、最近はコンビニおにぎりを2つ食べてから麻雀に向かうのがデフォになってる。
もっといっぱい食べたいし、おかずも食べたいけど、いくら食っても終わったころにはどうせ腹が減ってるので、少なめにしとくのが勝ち組の行動だ。
これって何に対する勝ちだろう? 自分に対する勝ち?
熱茶という呼び方は
「部室」に入ったら3卓立ってた。
俺はフリー雀荘で温かい飲み物を頼むことはめったにないんだけど、この時期だけは熱茶を頼む。
しかし、雀荘ってなんで温かいお茶を「熱茶」と呼ぶんだ? これだと、ただ熱いだけの低品質のお茶みたいじゃねーか。実際には、レートが安くはないフリー雀荘ってけっこういいお茶を仕入れてることが多いと思うので、「極上静岡茶」みたいなネーミングにした方がよくねーか?
昨年に亡くなった天野晴夫さんが言ってたぞ。自分の経営するフリー雀荘で「お茶でいいとか言う客がいるけど、冗談じゃない、うちはお茶が一番高いんだ」って。
奥の方の卓にはウダウダがいた。彼のこと以前どういうコードネームにしてたか忘れたからウダウダとしよう。そんな顔してる。
ニートにしか見えない外見だけど、どこだかに店を持ってて、毎日麻雀を打ってても毎月何百万かの金が入ってくるという人。このコロナ禍でも店は大丈夫なんだろうか?
ちょうどウダウダが抜けた卓に案内された。彼に「もう止めるの?」と聞いたら、なんかウダウダしたことゆーてたから、きっぱり止めて帰るわけじゃなくて、雀荘に出たり入ったり新宿をさ迷ってるんじゃないか。まさに歩くアンチ緊急事態宣言だわ。
案内された卓は、対面はたぶん初同卓のにーちゃん。牌さばきがネット雀士風だ。
上家は見覚えあるおっちゃん。ビールを注文した。
下家は度の強いメガネをかけたおっちゃん。
1戦目
小競り合いで負けてラス目でオーラスを迎えた。
マンガンでトップになる。配牌はこんな↓
赤2枚にドラ2枚。打点は十分。この手をアガれるかどうかに2万円くらいかかってるわ。端牌を残して字牌から切っていく。
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