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ハギーは強くなった

Mリーグ12/9(月)第1試合

竹内元太×萩原聖人×鈴木たろう×内川幸太郎

東3局1本場

4巡目、元太が3mをカンチャンでチーして、卓に緊張が走った。

そのとき、ハギーの手はまだこんな↓

なぜ緊張が走ったかというと、こういう鳴きってプロの世界ではほぼマンガンあるから。

アマチュアの感覚だと「安いことも普通にあるのに、なぜ高いと決めつけられるんだ?」ってなると思うけど、実際ほとんどの場合マンガンあるんだからしょうがない。安い鳴きは得じゃないことが多いため、安い手の人はこういう鳴きをすることがあまりなく、結果として高いことがほとんどなんだよね。3900点ということすらまずない。

元太の手はどうだったか。

ドラ3枚の東バック。やはり危険な手だった。

次巡、うっちーも南をポンして参戦した。手牌はこう↓

ここはのみ手。

みんな元太の手がおそらく高いことは共通認識となっており、そこを警戒しつつ、可能な限り流してしまいたいと思ってる。

次巡、元太が6pをチー↓

2つ目の鳴きだ。これで50%以上はテンパイ。

同巡、ハギーは持ってきた3mをツモ切り↓

これの安全性は絶対じゃないけど、当たるときは元太の手に2445mとあったということで、それはレアケースと判断して自然に押した。

次巡、ハギーは8m引き↓

これは純粋な無筋だ。これはツモ切らずに3p切り。3pの安全性も絶対じゃないけど、当たるときはダブルメンツだったということで、レアケースと判断してこれくらいは押す。

すると下家のたろうが8mを切ってきた↓

8mが通った。むむ?たろうも勝負手か?

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