福地誠は仕事をしない
某出版社の担当編集さんが書いてくださいました。これ↓に続く第2回となります。
女泣かせの福地誠
出版の仕事は恋愛に似ているといわれることがあります。
たとえば大好きな作家さんに自分の思いのたけを綴った手紙を書き、挨拶をし、数年がかりで作品を書いてもらう。
たとえば「あの子からの返信」と同じく、一日千秋の思いで作家さんからの原稿を待つ。
たとえば信頼関係を築けていたつもりで、ちょっとしたすれ違いであっけなく破局迎える。
そもそも誰かに読んでほしいと思いながら時に率直に、時に情緒豊かに言葉を連ねる行為自体が熱量がないとできないものです。
すべての作品は作家さんからのラブレターだといえるかもしれません。
このように恋愛とからめて考えたときに、女泣かせとして知られる福地誠が
編集者を泣かせることになるのはある種の必然と言えるのかもしれません。
半年で私が依頼した仕事を何字書いたか
さて、このLINEのスクリーンショットは7月末のやりとりです。
その前の7月8日の段階でいただいた原稿は1万字、累計で3万字ほどになりました。
書籍の一つの目安として言われる文字数は8万字から10万字です。
さて、その後の半年間、私が福地さんからいただいた原稿はだいたい何字ぐらいになったか、皆様お判りでしょうか?
①半年近くあったんだから3万字は書いた
②半年近くあったのに、その後2万字しか増えていない
③いや、1章分(1万字)で止まっている
④1章分も書かず、書きかけの5000字くらいだった
答えは
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