28牌どうしの比較 半年以内に発売予定のネマタ本より
半年以内に発売予定の『現代麻雀技術論』(通称ネマタ本)の一部抜粋です。前著では入ってなくて、増補する部分として今日まとめたやつ。
ここんとこ、この作業をやってます。一息ついたら、大型noteをまた書きます。
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28牌どうしの比較
28牌の価値の形による比較を考えます。3~7牌の浮き牌比較で出てきた、
・浮き牌の価値はシュンツとの距離が近いほど上がる
・浮き牌の価値はターツとの距離が近いほど下がる
・距離が同じなら悪形ターツが近くにある方が価値は下がる
という法則がそのまま適用できます。
以下は、形によって2牌の価値が上がるケースです。価値が高い方から順番に。
通常の28牌より残す浮き牌(強い順)
③④引きでイーペーコー、②引きでエントツ形になる。鳴き手の場合は③をチーしてリャンメンができる。通常の3~7牌より残します。
良形になる受け入れは単独の②より増えませんが、①③引きのイーペーコー、鳴き手なら③チーがあります。
③引きで3メンチャン、⑦引きで変化の多いカンチャンになる。鳴き手なら③チーできる。鳴き手なら①②②③より上です。
②を切って③を引いた場合も変化の多いカンチャンは残るので、②④⑤⑥の②より先に切ります。
④引きでリャンカンができる。③⑦3から③か3を切る場合と注意点は同じです。
④引きでリャンメンカンチャンになる。
④引きで変化の多いカンチャンになる。くっつき1シャンテンだと判断が変わるのも③⑥⑦⑧と同じです。
④引きで変化の多いカンチャン。②④⑤⑥⑦と②④⑥⑦⑧なら前者が強いです。悪形ターツもシュンツとの距離が近い方が価値は高くなります。
ここから先は単独の②より弱いケースになります。今度は弱い順です。
通常の28牌より先に切る牌(弱い順)
②を切って③を引いてもメンツができるから通常の②より弱い。
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