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誹謗中傷・炎上が怖くないか?

ツイッターやnoteで批判されるのは怖いか?

1週間くらい前かな、zeRoさんと通話したときに、「批判は怖くないか?」的なことを聞かれた。

なんと答えたか覚えてないんだけど、怖いか怖くないかといったら、怖くないに分類されるんだと思う。

この問いは、「リーチされるのって怖くない?」と似てる。怖いか怖くないかで言ったら怖いけど、麻雀を打っててリーチされるのが怖いと言ってても始まらない。かならずされるものだから。

もう慣れちまったよ。毎回リーチされるし、毎回振り込むし、毎回負けるし、となる。

以下書いていくことは世間一般とはズレると思うけど、自分の考えを示していこう。

有料noteを続けられるのは頭おかしい人だけ

過去2年ほどnoteを見ていて、麻雀系の人で不定期でもいいので有料noteをずっとアップしてる人って、あさじん観察記を挙げてるフィリップさんくらい。雀ゴロK、ふかみ、まちぐささんなど、みなアップしなくなっている。

理由は様々だと思うけど、一般論として文章を有料で売るのって、ネタ面、技術面よりメンタル面で難しい。継続できないんだよね。メンタル負荷が大きい。

書くのが肉体的精神的にしんどいという単純な理由もあるし、たまに批判されると消耗するという負荷もある。

zeRoさんは月額課金マガジンをやってるじゃん。そういうのって普通の神経じゃ無理なんだよね。頭おかしくないと。

麻雀の技術など、確実に言えることだけオートリピートする系だったらマシだけど、麻雀から離れた内容も書いたりするとさ。

読者はどんなことを求めてるんだろう?とニーズに耳をすまそうとしていると、批判のダメージも大きくなる。

AI記事への批判で眠れなくなった

zeRoさんはちょっと前にAIの記事を書いた。

これに批判がいっぱい来たらしい。レベル低すぎる!系なんだろう。眠れなくなったそうな。眠れなくなるって、けっこう深刻じゃねーか。

こういう内容のやつはだいたい来る。専門家と一般人の乖離がでかい分野だから。

一般人に伝わるように書こうとすると、専門家から馬鹿にされる。この場合は専門家ってほどガチ専門家じゃなく、IT系に強い人くらいだな。

問題は、こういうのを書くって、ふだんの麻雀の記事よりきついこと。重大な思い違いしてないか?という意識を強く持たないとミスしやすいから。そんだけしんどい思いをして書いて、批判されたら、やってらんねー!となる。

zeRoさんにライターという意識があるかわからないけど、フリーライターの重要な仕事に、専門家から話を聞いて、一般人にわかりやすく伝えることがある。専門家はかならず話が難しくなるから。

そういうのをミスなくこなせるためには、全体の仕組みを素早く感じ取る能力や勘の良さでミスを回避する能力が重要になる。文章力と同じくらい重要だ。

で、そうやって書いた文章を専門家に見せると、だいたい「え、これだけでいいの? 大事な話はこの先なんだけど」みたいな反応をされる。

読者にはいろんな人がいて、小学生向けの記事を書けば高校生からレベル低いと言われるし、高校生向けの記事を書けば、小学生から難しいと言われる。こういうのって、むしろいろんな人を集められたことが成功であって、重要なのはこれからの舵取りだわ。

日垣隆という評論家が書いていた。1つの分野について本箱2つぶん200冊の本を読むと、その分野について本を1冊書けると。

ただね、時代の流れはそうじゃなくなっている。じっくり勉強して詳しくなってから書こうというのは時間がかかりすぎる。世の中の動きが早くなっているから、本1冊読んですぐアウトプットする方が時代に合ってる。

zeRoさんはAIの記事を、これ1冊↓読んで書いたという。

これは俺も読んだ。なんちゃら大賞をもらっただけあって、AI本の中では傑出したわかりやすさと問題提起がある。

これでいいんじゃないのかね。本1冊読んでのアウトプットで。

資本主義における投票とは?

重要なのは、批判が何件くるかじゃない。1ヵ月後、2ヵ月後の購読人数だ。

資本主義というのは、何にお金を払うかの投票で回っている。人気ある商品は投票されて存続するし、人気ない商品は消えざるをえない。

批判は投票行動じゃない。月額いくらかを支払って自分に投票する人数が重要なのであって、批判が来る来ないを問題にするのは、お金が動くことの重みをどなられた声の大きさによって見失ってるだけだと思う。

同じことはみーにんさんに対してもよく思う。

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